日本臓器移植ネットワークは23日、千葉県の松戸市立総合医療センターに急性脳症で入院していた6歳未満の女児が20日午後9時37分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。

 心臓は大阪大病院で10歳未満の男児、片方の腎臓は東京女子医大病院で10歳未満の女児、もう片方は新潟大医歯学総合病院で10代女性にそれぞれ移植。肺は適合者がなく、肝臓、膵臓、小腸は医学的理由で断念した。