DeNA・松尾汐恩【写真:矢口亨】

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DeNA松尾はイースタン1位の打率.329…今月は.500、OPS1.245

 DeNAの2年目19歳・松尾汐恩捕手が2軍で躍動。打率.329(155打数51安打)で、イースタン・リーグのトップに立っている。特に今月は驚異の打率.500をマークしており、ファンも驚嘆。「無双状態ですね」「とんでもない打者になりそう」と声をあげている。

 松尾のバットが止まらない。今月14日〜16日のイースタン・楽天戦では計6安打を放つなど大活躍。ここまでの2軍成績は45試合で打率.329、2本塁打、26打点、OPS.933だ。

 特に6月の打棒が凄まじい。11試合で打率.500(40打数20安打)2本塁打、7打点、OPS1.245をマークしている。また、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、三振数12、三振割合6.7%は規定打席到達者で最も低い。

 大阪桐蔭3年春に全国制覇。U-18W杯ではベストナインに輝いた。2022年ドラフト1位で入団し、昨年は2軍で104試合に出場し、打率.277、7本塁打をマーク。今季は開幕1軍を果たすも4月14日に抹消。打率.167(12打数2安打)だった。

 現在、DeNAでは山本祐大捕手が打率.318の活躍。捕手の層は厚いが、ファンは1軍復帰を期待。「やはり好調」「天才ですね」「凄いバッターになってきた」「手が付けられない」「1軍復帰を期待」「早く1軍で見たい」「1軍に上げてほしい」とSNSにはコメントが寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。