元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が7日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【活躍の理由】打撃フォームが〇〇!? 巨人ヘルナンデスをラミレスが分析! 【プロ野球分析ニュース】」に出演。巨人のエリエ・ヘルナンデスについて語った。

アレックス・ラミレス氏


○エリエ・ヘルナンデスを絶賛「とてもいい打者」

メジャー経験は14試合ながらも、2023年はAAAで137試合に出場し、打率.298、18本塁打、99打点と好成績を残したエリエ・ヘルナンデス。巨人加入後も活躍を見せているが、ラミレス氏は「とてもいい打者だね!」「外野の守備もそこそこで足もなかなか速い。肩もとてもいいようだ」とポテンシャルを称賛。「僕はヘルナンデスのバッティングフォームが気に入っているよ」と個人的な好みを語りつつ、「彼は間違いなくジャイアンツがAクラスをキープするだけの活躍を交流戦中にするだろう」と太鼓判を押した。

さらに、坂本勇人や岡本和真、丸佳浩らの復調がAクラス維持には必須と述べた上で、ラミレス氏は「ジャイアンツがAクラスをキープするためのキープレイヤーはヘルナンデスになるだろう」と持論を展開。「もちろん、相手チームは彼とは初対戦で勝負をしてくるので、ヘルナンデスにとってはチャンスだろう。このままずっと試合に出続ければ、本塁打10〜15本は打てるだろうね。来年のシーズンは序盤から活躍すれば20〜25本は打てるだろう。今年の飛ばないボールを考えれば、本塁打10〜15本は決して悪くない数字だ」と、具体的な今年の本塁打数も予想していた。

【編集部MEMO】

アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。そのラミレス氏のYouTubeチャンネルである『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』では、高橋由伸氏、清原和博氏、山本昌氏をはじめとする球界のレジェンドとの対談動画のほか、日本シリーズやワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の解説動画も人気を集めている。