トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 「背高&スライドドア」採用の全長3.7m級「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」次期型に期待の声

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「新型」に期待する現行型「ルーミー」オーナーの声が多数集まる!

 2023年の1年間に約10万台を売り上げ、登録車ランキングで5位に位置する売れ筋モデルであるトヨタ「ルーミー」ですが、2016年11月の登場から8年目に突入し、そろそろフルモデルチェンジも期待されるところです。
 
 そんな次期型ルーミーに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。

新型「ルーミー」はどうなる!? [写真は「ジャパンモビリティショー2023」のトヨタコンセプトカー「カヨイバコ」]

 ルーミーは、後席両側スライドドアを備えた全長3.7mほどのコンパクトボディでありながら、広々とした室内空間や、多彩なシートアレンジ、最小回転半径4.6mという軽自動車並みの小回りなど、さまざまな魅力が凝縮されている人気のハイトワゴンです。

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 主要グレードの価格設定が200万円以下に抑えられ、コスパの高さも魅力となっており、はじめてクルマを買う人や軽自動車から上級移行する人、そして大きなセダンやミニバンなどからダウンサイジングする人まで、老若男女関わらず幅広いユーザーから支持を集めています。

 前述の通りデビューは2016年11月ですが、2020年9月には外装デザイン変更をともなうマイナーチェンジを実施するなど、常に新鮮な印象を与えています。

 このマイナーチェンジでは、9インチディスプレイオーディオを全車にオプション設定、予防安全機能スマートアシストを全車標準装備にするなど、装備面でも大規模な商品改良がなされました。

 そんなルーミーはダイハツ工業(以下、ダイハツ)が企画・開発し製造を行うモデルで、トヨタはOEM供給を受けています。

 ただしダイハツの国内外の認証不正問題を受け、トヨタとダイハツは今後、小型車開発や認証に関する責任をトヨタが持つことになり、ダイハツはトヨタから受託して開発を行う体制へ変更されました。

 したがって今後登場するはずも“新型”ルーミーも、この体制にのっとって開発されます。

 とはいえ販売絶好調の人気モデルだけに大きな変更があるとは思えず、軽を中心に小型車を得意とするダイハツのノウハウを活かし、現行型のデザインやコンセプトを継承しながら進化したモデルになるとみられます。

 またラインナップ拡充のため、かつて人気を博したハイトワゴン「bB」のようにエアロパーツやローダウンなどでカスタマイズしたモデルの追加設定も期待されるところです。

 パワートレインについては、燃費効率を高めるため、コンパクトSUVのトヨタ「ライズ」/ダイハツ「ロッキー」に搭載される1.2リッター「e-SMARTハイブリッド」の新採用が見込まれます。

 またガソリンエンジン版も、現行型の1リッター自然吸気エンジンおよびターボエンジンから、より高効率な1.2リッター自然吸気エンジンに変更するものと予想されます。

 そんな“次期型”ルーミーですが、2024年11月にはデビューから丸8年が経過することから考えても、早期のモデルチェンジが期待されます。

 前述の通り、ダイハツが認証不正問題を受け開発体制の変更が行われたことから、登場の遅れも見込まれますが、遅くとも2025年前半には登場して欲しいところです。

※ ※ ※

 期待が高まる次期型ルーミーに対し、SNSなどでは様々な反響が寄せられています。

 人気モデルで、かつ長く販売されている現行型ルーミーだけに、実際のオーナーと見られる人々のコメントが多く、「実用的」「街乗り中心なら問題なし」「広くて使いやすい」「価格が安いのに充実している」「万能なクルマです」など、大きな不満がないといった声が多数集まっていました。

 このように現行型にはおおむね満足しているという現ユーザーのなかでも「強いて言えば」という前置きのうえで「燃費が良くなるといい」「高速はややパワーが足りない」といった不満を述べる意見もみられます。

 ただし「価格が高くなるのは困る」「ハイブリッドが良いのはわかるけど、250万円超えたら買えない」といった切実な声もあり、高コスパな点は維持して欲しいとするユーザーが少なくないことがわかります。

 このあたり、低コストなクルマづくりを得意とするダイハツのノウハウが生かされた次期型ルーミーの登場に期待がかかるところです。