日産の「リーフ“クーペ”」実車公開!? もはや「和製スーパーカー」な「爆速マシン」! 300馬力超え&総重量1220kgの「NISMO RC」に反響集まる
もはやリーフじゃない「リーフ」にユーザーたちも興奮!
2024年5月24日から5月26日にかけ、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で「スーパー耐久シリーズ2024 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催。多数の来場者がレース観戦を楽しみました。
そのイベント期間中、日産は富士スピードウェイのイベント広場内で「リーフ NISMO RC」を展示しました。同車について様々な反響が集まっています。
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リーフは、日産が「世界初の量産型電気自動車」を掲げて2010年に発表したハッチバック。2017年には現行モデルとなる2代目も登場しています。
そして、この2代目リーフをベースにしつつ、本格的なEVレーシングカーとして誕生したのが「リーフ NISMO RC」です。カスタムに際しては、日産のモータースポーツを担うNISMOのレーシングテクノロジーが投入されています。
ボディサイズは全長4546mm×全高1212mm、ホイールベースは2750mm。ベース車よりかなり車高を低くしています。
エクステリアに目を向けると、フロントフェイスのVモーショングリルなどにリーフの面影を残しつつ、長く伸びたボンネットや寝かせ気味のフロントウィンドウが採用されており、非常にアグレッシブなデザインとなっています。
何より、ボディはハッチバックから2ドアクーペに変更されており、ベース車の雰囲気を完全に消しています。
ドライブトレインの主要パーツは共有していますが、その最高出力と最大トルクは前型の2倍以上になるそうです。
シャシーの両端には二つの電動モーターを搭載。合計して最高240kW(約326馬力)、最大640Nmを出力します。また、組み合わされた大容量リチウムイオンバッテリーやインバーターなどには、リーフの技術が使われています。
さらに、新開発したという四輪駆動システムを採用。こちらは出力を前後それぞれでコントロールできるため、効率的な走行と優れたコーナーリング性能を両立したそうです。また、モーターなどの配置も見直し、重量バランスを最適化しています。
車体はフルカーボンファイバーのレーシングモノコック構造を採用しました。そのため、総重量はわずか1220kgにまで減少。停止状態から100km/hまで、3.4秒で到達します。
イベントでも多くの注目を集めた「リーフ NISMO RC」。ユーザー達の反応を伺ってみましょう。
まず目に飛び込んできたのが「市販化してくれ」「これ欲しい!」「量産化出来たら面白い」といった声。スポーティーさを押し出したリーフに、興味を持つ人は思った以上にいるようです。
また、外観に関しては「ホントカッコいい」「クールじゃん」といった意見が出ていました。いかにもレーシングカーといったデザインだけに、気に入る人も多いようです。