Image: はらいさん

普段絵を描かない人でも十分楽しめた。

先月Apple(アップル)は新型モデルのiPad AirとiPad Proを発表しましたが、忘れてはならないのはApple Pencil Proも同時に発表されたということ。

これ、Apple Pencil 3ではなく、なぜApple Pencil Proと呼ばれるのか、実際に触れたことでその理由がわかった気がします。

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見た目や触り心地に関しては、Apple Pencil(第2世代)とほとんど変わらないといってもいいApple Pencil Pro。

実は本体価格も第2世代と同じ2万1800円ですが…機能面でものすごく進化していました。

新しいUI

絵がまったく描けない筆者が驚いたのは、いざメモアプリに筆を置こうとしたまさにこの瞬間でした。

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お分かりいただけたでしょうか…。Apple Pencil ProをiPadの画面に近づけると、人工的な影が加えられることを。UIにペンのデジタルシャドウが追加されました(設定でOFFも可能)。

どんな環境にいようと、強制的にペンの影を確認できるので、いつでもどこでも青空の下で絵を描いてるような気分を味わえてしまいます。Appleのこういう細かいところ、大好きです。

スクイーズ

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一番分かりやすいのは「スクイーズ」と呼ばれる機能で、ギュッと側面を押すことでパレットを表示できるようになりました。

これ、絵を描く人にとっては、瞬時にツールを選べるようになったのはかなりデカいかと。

また、このとき新たに追加された触覚エンジンが反応し、ぶるっと振動。今までのApple Pencilとは違うものであることがわかります(iPhone7や8でホームボタンを押したときのような感覚にそっくりで、何回も押したくなるような気持ちよさ)。

バレルロール

そしてさらにApple Pencil Proには、新機能として「バレルロール」と呼ばれるペンの向きを感知する機能が搭載されました。

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Apple Pencil Proのペン先を万年筆に設定して、クルクル回してみるとあら不思議。

強制的に作り出された影には万年筆がハッキリと映し出されています。これには思わず興奮して変な声が出てしまいました。まるで魔法を見ているような気分です。

Appleは各ペンツールの形を3Dオブジェクトファイルで作成し、シャドウに反映しているそう。ペン回転を検知できるようになったことで、回転時の射影も正確に表現する必要があったんですね。

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iPadを使って絵を描く人はもちろん、その描いてる様子を横から見てるだけでも楽しめてしまうApple Pencil Pro。細かい部分まで確実に進化していて本当にすごい。

Apple Pencil Proを使うには、先月発表された新型モデルのiPad AirまたはiPad Proが必要になりますが、気になっている方は1度は絶対に試すべき製品だと思いますよ…。

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最新iPad Pro/Airユーザーは、絶対にApple Pencil Proを使うべき理由

Source: Apple