岸田文雄首相もBリーグ初V広島に興奮「すごい、やりました!ドラフラ初優勝」 後援会の名誉会長
日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-2024
バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第3戦が28日、神奈川・横浜アリーナで行われ、B1昇格4季目の広島ドラゴンフライズが昨季王者・琉球ゴールデンキングスに65-50で勝利した。リーグ創設8季目で昇格チームによる初のB1制覇。岸田文雄首相もXに「すごい、やりました!」とつづった。
1万2209人の両軍ブースターが横浜を白と朱色に染めた。先手を取ったのは広島。中村拓人がドライブや3ポイントシュート(P)で得点を量産し、第1クォーター(Q)を17-12とした。琉球も第2Q、松脇圭志や岸本隆一のディープスリーなどで反撃。前半は広島の35-29で折り返すと、第3Qもしぶといディフェンスでターンオーバーを誘発した。
山崎稜の3Pなどで効果的に加点。琉球のヴィック・ローに3Pを許すなど勢いを与えそうになったが、46-40で最終第4Qに突入した。終盤もニック・メイヨの3Pや三谷桂司朗のレイアップなどで得点。粘る琉球を振り切った。今季限りで引退する42歳の主将・朝山正悟は満面の笑み。この日は出番がなかったが、メンバー一人ひとりと握手やハグを交わし、歓喜に酔いしれた。
後援会の名誉会長を務める岸田文雄首相が自身のXを更新。「すごい、やりました! ドラフラ初優勝です、本当におめでとうございます!」と興奮気味につづった。
ファイナル開催7度目で初となる西地区同士の対決。地区3位ながらワイルドカード1位から勝ち上がった広島は、B1昇格4季目で初のファイナルだった。昨季初優勝した琉球は地区2位で3季連続の決勝。18-19年A東京以来となる史上2チーム目のB1連覇が懸かっていた。
25日の初戦は、琉球が74-62で先勝。26日の第2戦は広島が72-63で逆王手を掛けていた。
(THE ANSWER編集部)