「肉体改造」を始める前、2022年4月のコロコロチキチキペッパーズ・西野(右)

 2023年8月から肉体改造に取り組んできたという、お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」の西野創人が、5月27日、自身のInstagramでバキバキに生まれ変わった上半身を披露。1年足らずで、みごとに“激変”を遂げた、そのマッチョボディに衝撃の声が寄せられている。

「もともとは、100日間のチャレンジ企画として肉体改造を始めた西野さんは、チャレンジ終了後も筋トレを継続し、その様子を自身のYouTubeチャンネルで公開してきました。9カ月におよぶ筋トレの成果で、ぽちゃっとしていた元の印象は完全に消え去ったばかりか、ハッシュタグでは『100日後にフィジークの大会で優勝する西野』と添え、『ビーチでいちばんかっこいい身体を競う競技』とされる、フィジークの大会出場への意欲を見せています」(芸能ライター)

 わずか9カ月での西野のすさまじい変貌ぶりに、Yahoo!ニュースのコメント欄には、

《トレーニングだけじゃなくて食事管理もしっかりしないとこんな身体にはなれない》

《よく頑張りましたねぇ!筋肉はすぐには育たない、とボディービルダーの方が言ってました。素晴らしい!!》

 など、西野のがんばりを称賛する声が多くあふれた。しかし、一方では、

《ちょっとw人として努力はすごいけど、コントにすごく邪魔な筋肉じゃない?西野君、いつも女キャラやってるのに今後はマッチョキャラでやってくのかな》

《努力はすごいと思うんだけど コロチキのネタは西野さんのポワーンとした雰囲気があるからこそナダルとの面白さがあるのに 大丈夫なんかな》

「マッチョ化」が芸風に与える影響を、心配する声もあがった。

「いまやお笑い界は、筋肉芸人だらけ。現役ボディビルダーでもある、なかやまきんに君を筆頭に、オードリーの春日俊彰はボディビルの大会に何度も出場し、ミルクボーイの駒場孝も、ボディビルの大会で優勝経験がある本格派です。また、自身もパーソナルジムを運営するマヂカルラブリー野田クリスタルのジムでは、ジャングルポケット・おたけや、おばたのお兄さんなど、吉本興業所属のマッチョ系芸人やタレントがトレーナーをつとめていますし、レイザーラモンHG、小島よしお、品川庄司の庄司智春、東京ホテイソンのショーゴなども筋肉芸人として知られています。もちろん、松本人志も忘れてはいけません」(週刊誌記者)

 こうした風潮もあってか、

《典型的なじゃないほう芸人になってしまって、生き残る道は何番煎じかもわからない筋肉しかなかったのか?9ヶ月でここまで仕上げたのはすごいよ。でも、そういうスゴさを西野には求めてなかったんだ》

 といった「西野、お前もか」的違和感を抱く声も。

 コロチキといえば、何かとナダルばかりが目立ちがちだが、そもそもネタを書いているのは西野のほう。いわばコロチキの「頭脳」でもある西野が、リアルな「筋肉」まで手に入れたら、心配など余計なお世話といったところか。