『Believe』第1部完結、主人公・狩山(木村拓哉)が“決死”の選択!ラスト5分で怒涛の展開
5月23日(木)、ドラマ『Believe−君にかける橋−』の第1部完結回となる第5話が放送された。
その終盤、刑務所を脱獄し逃走を続けていた主人公・狩山陸(木村拓哉)を匿っていた家に、狩山を執念深く追う刑事・黒木正興(竹内涼真)がやってくる展開が描かれた。
(※以下、第5話のネタバレがあります)
◆追い詰められた狩山の決断
前回第4話終盤、逃走をやめ出頭しようとした狩山(木村)を突如連れ去ったのは、かつてともに仕事をした静岡の工務店経営者・半田豊(田中哲司)だった。
半田は狩山を匿いながら、自身が携わる住宅の建築現場に連れていき、現場のサポートをさせる。狩山は仕事仲間たちとも徐々に交流を深め、穏やかな時間が流れていた。
しかし、狩山が静岡から妻の玲子 (天海祐希)に送った手紙が、偶然刑事の黒木(竹内)に見つかってしまう。黒木は手紙の消印から狩山の居場所を推測し、半田の家を訪れた。
半田は黒木に狩山のことを聞かれても、「まさか静岡にいるなんて」としらばっくれる。ここで黒木は、「(半田の娘の)仏前に手を合わさせてもらえませんか?」といい、家の中に足を踏み入れた。
そして、別の部屋に隠れて息をひそめていた狩山だが、彼はうっかり物音を立ててしまう。
黒木はもちろんこれに気付き、ここから狩山はどう逃げるのか…という展開。しかし彼は、驚きの選択をする。突然襖が開き、黒木のいる部屋に狩山が入ってきたのだ。
狩山は「刑事さん、ご迷惑をおかけしました。自分が狩山陸です」と潔く頭を下げる。
ただし、ここで驚愕の顔をみせることになったのは、自首をした狩山のほう。刑事・黒木は、狩山が収監されるきっかけとなった「龍神大橋」の事故で亡くなったはずの若松と瓜二つだったからだ。
一方の黒木は、「はじめまして、狩山さん」とにこやかに挨拶。怒涛のラスト5分で、『Believe−君にかける橋−』第1部は完結した。
以前、狩山の妻・玲子に、若松は自身の双子の兄だが、彼の死について狩山を恨んで捜査をしているわけではないと話していた黒木。
実際に狩山と対面した今、彼はどのような行動に出るのか。第2部も一瞬も見逃せない展開が続きそうだ。