UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝が22日に行われ、レバークーゼンを3-0で破ったアタランタがクラブ史上初の欧州タイトルを獲得した。初優勝の立役者はハットトリックのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン。試合後、UEFAのプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

 ルックマンは前半12分に右からのクロスを左足で押し込むと、同26分には個人技から右足で見事なミドルシュートを突き刺し、追加点をマーク。さらに後半30分、ペナルティエリア左から左足で豪快に叩き込み、EL決勝でハットトリックを達成した史上初の選手となった。

 UEFA公式サイトによると、ルックマンは『TNTスポーツ』に対して「人生で最高の夜のひとつだ。チームとして素晴らしいパフォーマンスだった。ファンタスティックだったよ。優勝できて嬉しい。僕たちは今夜、歴史を作ったんだ」と喜びを語っている。

 UEFAのテクニカル・オブザーバー・パネルは「(受賞の理由は)明白であり、彼の全方位的な情熱とエネルギーによるものだ。(彼は)実にシャープで、そのパフォーマンスは見事だった」と称えた。