高橋一生主演『ブラック・ジャック』、ついにピノコ役発表!演じるのは“天才子役”永尾柚乃
連載開始50周年記念を迎え、高橋一生主演で24年ぶりにテレビドラマ化される手塚治虫の名作医療漫画『ブラック・ジャック』。
キャスト陣の顔ぶれも次々と解禁されている本作。今回は満を持してブラック・ジャックの助手であるピノコを演じるキャストが発表された。
2023年12月中旬、ドラマ化の第一報とともに公開されたビジュアルに、ブラック・ジャック(高橋一生)と並んで登場するも、肝心の顔は見えなかったピノコ。SNS上でも「一体誰!?」と、熱い予想合戦が繰り広げられてきた。
その正体は、2023年に『ブラッシュアップライフ』で大ブレイクし、大ヒット映画『ゴールデンカムイ』(2024年)や現在放送中の『JKと六法全書』でも異彩を放っている永尾柚乃。
今をときめく天才子役が、手塚漫画の中でも根強い人気を誇る最強ヒロインを体現する。
◆「アッチョンブリケ!」も完全再現
双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきたピノコ。
その後ブラック・ジャックによって摘出された彼女は、晴れて人間の女の子の身体を得ることに。今では、困難な手術を次々と請け負うブラック・ジャックの“最高の助手”として活躍している。
また、見た目は幼児ながらも中身はれっきとした18歳の乙女。自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に、彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せるなど、キュートでおませなところも彼女の魅力だ。
ブラック・ジャックはもちろん、原作ファンもとりこにする正真正銘の愛されヒロインといえる。
そんなピノコを演じる永尾は、何を隠そう『ブラック・ジャック』の大ファンなのだとか。「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました」と、出演オファーを受けた際の興奮ぶりを明かした。
さらに「できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました」と話す永尾。
実際の撮影では18歳の心を丁寧に模索する一方、両頬をむぎゅっと押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶピノコ特有の感情表現も完全再現している。
永尾の心身を通し、令和の時代によみがえるピノコに注目だ。
◆高橋一生と“妖怪の話”で意気投合!
原作同様、今回のドラマ版でも見どころなのが、ブラック・ジャックとピノコのコンビネーションだ。
ピノコのどんなところが好きか尋ねると、「大好きなブラック・ジャック先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好き」と即答した永尾。
実は彼女自身も、ブラック・ジャックを演じる高橋のことを敬愛してやまず、「高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんなときでも優しくておもしろくて、すごく楽しかったです」と声を弾ませる。
撮影合間も相思相愛だった高橋と永尾。この2人だからこそ表現できる、ブラック・ジャックとピノコの奥深い関係に期待が高まる。