モーリス・ベジャール振付 「バレエ・フォー・ライフ」 photo: BBL- Guillermo Mendo Murillo

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2024年9月~10月に東京、西宮、札幌にて公演が予定されている『モーリス・ベジャール・バレエ団2024年日本公演』の演目が発表となった。なお、この3月に同バレエ団の芸術監督が交代したことを受け、新芸術監督ジュリアン・ファヴローと協議の結果、当初告知されていた演目から一部が変更となっている。

東京公演にて上演が予定されていた「わが夢の都ウィーン」は、モーリス・ベジャール振付「バレエ・フォー・ライフ」に変更。世界的ロック・バンド「クイーン」の17の名曲にのせたベジャール晩年の最大のヒット作が、2021年の日本公演に次いで東京にかえってくる。なお、本作は西宮と札幌でも予定通り上演される。

モーリス・ベジャール振付 「バレエ・フォー・ライフ」 photo: BBL- Guillermo Mendo Murillo

もういっぽうのミックス・プロは、不朽の傑作「ボレロ」をはじめとして、男女の関係性が濃厚につづられるデュエット「2人のためのアダージオ」、ストラヴィンスキーの「ヴァイオリン協奏曲ニ調」に振付けた「コンチェルト・アン・レ」という珠玉のベジャール作品に、前芸術監督のジル・ロマンがコロナ禍の下で踊る喜びを表現した「だから踊ろう…!」を加えた全4作を上演する。

モーリス・ベジャール振付 「ボレロ」 photo: BBL - Gregory Batardon

モーリス・ベジャール振付 「2人のためのアダージオ」 photo: BBL - Gregory Batardon

モーリス・ベジャール振付 「コンチェルト・アン・レ」 photo: BBL - Gregory Batardon

ジル・ロマン振付 「だから踊ろう…!」 photo: BBL - Gregory Batardon