ヤンキース時代の松井秀喜氏(左)とドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images、小林靖】

写真拡大

大谷は右中間から右方向の一発が53%、松井秀喜は85%と打球方向が異なる

 ドジャース大谷翔平投手は21日(日本時間22日)の本拠地メッツ戦で今季5号。メジャー通算176本とし、松井秀喜氏の175本を抜いて、日本選手単独最多本塁打を記録した。大谷はメジャー7年、725試合目で176発に到達し、松井氏は同10年、1205試合目で175本塁打を放った。日本が誇る長距離ヒッターの2人。本塁打の内容にどんな違いがあるあるだろうか。米サイト「ベースボール・リファレンス」のデータから紐解く。

 左右投手別に見ると、大谷は右から131本、左から45本。松井は右から119本、左から56本放った。ホームとビジターでは、大谷はホームで102本、ビジターで74本。松井氏はホームで91本、ビジターで84本だった。

 走者ありかなしでは、大谷はなしが95本、走者一塁で36本、得点圏で45本。松井氏はなしが93本、一塁が36本、得点圏で46本。大差はなかった。

 打球方向では、大谷は右翼から50本、右中間に43本、中堅に39本、左中間に28本、左翼に16本。右中間から右方向が53%。まんべんなく打っている。一方、松井氏は右から111、37、17、5、5本。約85%が右中間から右方向だった。打撃スタイルの違いが分かる。

 また、「ベースボール・リファレンス」では打席の重要度を3段階に分類。重要な場面を示す「High Lev」で大谷は31本、松井氏は40本になっている。松井氏の方が試合の中でよりインパクトのある本塁打を放っていたといえる。

 イニング別では打順の兼ね合いもあるだろうが、大谷は初回の33本が最多。松井氏は4回の26本が最多だった。また、カウント別では大谷は初球が最多で39本、松井氏も初球で35本になっている。

 2人で大きな差異があったのは方向で、大谷はあらゆる方向に、松井氏は引っ張って柵越えを記録していた。印象度では松井氏が上回っている。今季ドジャースと10年総額7億ドル(1083億円)で契約した大谷。今後どこまで本塁打を積み上げていくのか。目が離せない。(Full-Count編集部)