「クビにしちゃいましょう」内田篤人の入社式祝辞に辛辣の声、批判された“登場のやり直し”
「新入社員のみなさま、本日はおめでとうございます。社会で生きていくうえで大事なことがあります」
4月1日。“新社会人”となった面々が歩み出す特別な1日。この日、建築材料・住宅設備機器業界の最大手『LIXIL』の入社式で祝辞を述べたのがサッカー元日本代表の内田篤人(36)。
「LIXILは内田さんが現役時代に所属していた鹿島アントラーズのスポンサーを長年務めており、彼は現在も同社の『SDGsアンバサダー』です。その縁で今回入社式の挨拶を担ったのでしょう」(サッカーライター)
内田篤人、入社式でパワハラ!?
アントラーズのスポンサーなどサッカーに深い関係のあるLIXIL。2024年度の入社式は国立競技場で行われた。
「内田さんの登場がアナウンスされたものの、会場の新入社員らの反応は薄く静かなもの。それを受けて彼は“(今日のゲストが)芸能人だと思いましたか? 僕でちょっと残念ですか?”と、問いかけた後、“こういう時にワーッと反応するのも社会人として大事なことです。静かでしたよね? やり直しましょう”と、登場をやり直しさせました。
再登場すると、今度は新入社員から大きな歓声が。内田さんは“これが社会です。僕はそれを鹿島アントラーズで学びました”とつなげました」(前出・サッカーライター、以下同)
内田の“社会人としての訓示”は止まらない。
「僕がLIXILのSDGsアンバサダーだと知っていた人?」
そう内田が問いかけると、半数ほどの新入社員が手を挙げた。
「その光景を見た内田氏さんは役員が座る後方を振り返り、“今、手を挙げていない方はクビでいいですか? クビにしちゃいましょう。(入社)初日に”と話しました」
上記の入社式の模様が記事になったが、内田に対しかなり辛辣な声が上がっている。
《普通にパワハラ》
《新入社員にしてみりゃ「誰?」だろ》
《お前の全盛期に小学生だった人材だぞ》
《めんどくせぇ》
《イエスマンになれってことかよ》
《校長の「静かになるまで○分経ちました」に通ずるウザさやな》
《自分で空気の読めないことを証明しとるやん》
「“芸能人じゃなくて残念?”は場を盛り上げるためのもので、“クビ”ももちろん笑わせるためのネタではありますが、“やり直しをさせた”ということに大きく引っかかる人が一部にいて、それで発言内容にも批判的になっているのだと思います。
内田さんは“イケメンサッカー選手”として知られてきたこともあり、あまりそういうイメージがない人も多いですが、基本的に“飄々とした調子乗り”であり、多くのサッカーファンなら知っていることだと思いますが、サッカーの場面でわりと上から目線な発言も少なくありません。
でも、それはある意味で仕方のないことで、ヨーロッパサッカーにおける最高峰のチャンピオンズリーグでベスト4進出という日本人最高成績を残しており、これ以上の結果を出した日本人選手は未だにいない。
内田さんの“(ヨーロッパの)サッカーはこうだから”という発言に対して、反論できない部分がある。その表現がどうにも上からのように聞こえたり、口調がダラけた感じだったりフランクすぎたり、ウザいと思われることはありますね」
発せられた冗談を、冗談と受け取る意識も社会人として重要?