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4月1日、日本赤十字社に入社された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。青少年・ボランティア課へのご配属となり、今後ボランティアの育成や研修などに従事されるという。

東京・港区にある本社で人事異動通知書の交付式を終えた際、「社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いがいたしました。両親には『頑張って行ってらっしゃい』という励ましの言葉とともに、送り出していただきました。これから社会人としての日々が始まりますが、早く職場になじみ、皆さまのお役に立てますよう、頑張ってまいりたいと思っております」とお話になられた愛子さま

さらに2日、ご就職に際し、宮内庁を通じて文書を寄せられた。日本赤十字社を選ばれた理由について《大学では福祉に関する授業を履修し、福祉活動への関心が増す中で、公務以外でも、様々な困難を抱えている方の力になれる仕事ができればと考えるようになり、大学卒業後は社会に出て、福祉関係の仕事に就きたいという思いを抱くようになりました》と記されていた。

また《公務と仕事の両立には大変な面もあるかもしれませんが、これまで18年間という長い年月を学習院の温かい環境で過ごさせていただいたことに感謝し、その中で得た学びも活かしつつ、多様な活動に携わることができれば有り難く思います。これからも周囲の方々の理解と助けを頂きながら、それぞれのお務めに誠心誠意取り組んでいきたいと考えております》とも綴られている。

そんななか、ネットで注目を集めているのが愛子さまの結婚観だ。成年にあたっての記者会見で「まだ先のことのように感じられ、今まで意識したことはございません」とお話になられていたのが、今回の文書では《成年の会見から2年が経過いたしましたが、結婚への意識はその頃と変わっておりません》とした上で、こう明かされたのだ。

《一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております。両親から具体的なアドバイスを頂いたことは特にございませんが、両親のようにお互いを思いやれる関係性は素敵だなと感じます。

心を動かされる出会いというと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にとっては、これまでの出会い全てが心を豊かにしてくれたかけがえのない宝物であり、深く感謝しております。これからも様々な出会いに喜びを感じつつ、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います》

愛子さまにとって、天皇皇后両陛下は本当に理想の関係性なのでしょう。昨年5月、日本橋郄島屋で開催された『御即位5年・御成婚30年記念特別展』にご家族でお出かけになった際のことが思い起こされます。

展示品の中に、雅子さまがご婚約内定の記者会見でお召しになったレモンイエローのワンピースがありました。雅子さまがそれをご覧になり『懐かしい』とご感想を述べると、ご案内の担当者が《雅子さんのことは、僕が一生全力でお守りしますから》という陛下のプロポーズのお言葉を覚えています、と伝えたのです。するとすぐに愛子さまが『再現してみて』とリクエストされて、さすがに陛下も照れていらっしゃったそうですが、雅子さまと陛下の仲の良さを愛子さまも日々お感じになられているのでしょう」(皇室担当記者)

ご両親である天皇皇后両陛下の関係性を「素敵」と表現された愛子さま。その結婚観に、ネットでは絶賛の声がこう相次いでいる。

《なんだか「等身大の気持ち」という印象が大きいです。背伸びしたり世間体を気にしたりした回答ではないというか。子どもから見て両親がお互い思いやりを持って接していると思えるご夫婦、素敵なご家族で純粋にうらやましいです》
愛子さまが生まれたときの会見で陛下が、誰からも愛される人になって欲しいという思いを込めて愛子と名付けたとおっしゃっていた。本当にそのとおりの女性になられたと思う。結婚についてもきっと素敵な方と結ばれるでしょうね》
《ただただ、素晴らしいと思える受け応え。両親のようなお互いを思いやれる関係性は素敵、というこの言葉が、今の愛子さまそのもののような気がします》
《うわあ、素晴らしいね。なんといい家庭に育ったんだろう。社会的地位等のことではなく、人として本当に素晴らしい家庭なのでしょうね》
《両陛下、最高に嬉しい言葉でしょうね。愛子様、本当に立ち居振る舞い、お言葉に品が溢れている。優しいお人柄が伝わる》