ロータスランド(c)netkeiba

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 21年関屋記念、22年京都牝馬Sと重賞2勝を挙げたロータスランド(牝7、栗東・辻野泰之厩舎)が29日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道浦河町の三嶋牧場で繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 同馬は父Point of Entry、母Little Miss Muffet、母の父Scat Daddyの米国産馬。同じ牝系からは、今年のAJCCを制したチャックネイトが出ている。

 19年9月に阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー勝ちを収め、暮れは阪神JFに出走して2歳時を終える。3歳時は5月に行われた早苗賞のみの出走だったが、4歳馬となった21年に本格化。復帰初戦を2着とすると、続く阪神の1勝クラス、2勝クラスの須磨特別と白星を飾り、格上挑戦で挑んだ米子Sを快勝して、3連勝でOP入りを果たした。

 昇級2戦目の関屋記念でタイトルを獲得すると、以降も短距離~マイルの重賞に挑戦を続ける。22年には京都牝馬Sを制して、勢いそのままに挑んだ高松宮記念でも2着に好走。その後も、23年京都牝馬S、同年のスワンSで3着になるなど活躍を続け、ラストランとなった今年の高松宮記念でも、中団から脚を伸ばして5着に入った。通算成績は26戦6勝(うち重賞2勝)。

(JRAのホームページより)