掲載:THE FIRST TIMES

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■「(男二人旅の経験は)ありますね。仲野太賀という俳優と、よく行ってました」(菅田将暉)

菅田将暉と又吉直樹が出演する、ミスタードーナツの新TVCM『祇園辻利 第一弾「お、濃い」』篇(15秒)が、3月27日より全国で放映開始される。

新CMでは“京都二人旅”という設定のもと、菅田と又吉が縁側に並んで腰掛けながら、新商品“お濃いドーナツ とろり抹茶クリーム”を味わうというストーリー。食べる直前、なんでも「お」をつければ良いというものではない、とツッコんだ又吉だが、いざ食べてみると、その濃厚な味わいと断面の美しさに、菅田ともども「おっ!」「おっ?」と驚きや感動の言葉を連発。最後は、ふたり揃って「お、濃い」と、納得の表情で思わずつぶやく。

【撮影エピソード】
■芥川賞受賞作を映画化した『火花』の主演俳優と原作者がCM初共演
「お久しぶりです」(菅田)「よろしくお願いします」(又吉)という再会の挨拶でスタートした今回の撮影。又吉の芥川賞受賞作『火花』が映画化された際に、菅田が主演を務めたという縁の他、ともに大阪出身で古着好きという共通項がある旧知の間柄だけに、収録は終始和気あいあいとしたムードで進んだ。

■京都二人旅の最中、驚くほど抹茶が濃いドーナツに仲良く舌鼓!
今回は、宇治茶専門店「祇園辻利」と共同開発した新商品を紹介するCMということで、監督から「京都二人旅という設定です』と説明を受けた菅田と又吉。スタジオにセットを組んだ趣のある一軒家の縁側に、仲良く並んで腰掛けたふたりは、ファーストテイクから息ぴったりの掛け合いを披露し、現場を湧かせていた。

なかでもいちばん盛り上がったのが「お、濃い」と声を揃えてつぶやくシーン。完璧にシンクロした演技で、見事一発OKを獲得すると、スタッフからも拍手が沸き起こり、菅田と又吉も満面の笑みを浮かべていた。

■菅田将暉、又吉直樹 インタビュー
Q. 又吉さんは普段“何系”のドーナツを食べることが多いですか? また、今回の新商品の中で、お気に入りのドーナツをおふたりそれぞれお聞かせください。
又吉:全部おいしかったんですけど、「お濃いドーナツ とろり抹茶クリーム」は本当に濃厚で、おいしかったです。ふだんは(オールドファッションなど)乾き気味のドーナツが好きですね。複数の種類をいろいろ食べるのも好きです。
菅田:乾き気味の、おいしいですよね。僕は、今回の新商品の中では「ポン・デ・宇治抹茶 カリカリあられ」が新しかったですね。この、カリカリのあられが乗っているというドーナツのシリーズとして、もっと他のバリエーションも食べてみたくなるほどおいしかったです。甘じょっぱくて、抹茶とお煎餅を全部一気に楽しめるような感じがめちゃくちゃおいしかったです。
又吉:食感もいいですしね。
菅田:お煎餅が乗ってるドーナツを食べるのも初めてですが、(ミスタードーナツは)ものすごいペースで新作が出るんですよ。
又吉:そうですよね、すごいですよね。
菅田:僕は毎回おいしく食べているだけなんですけどね(笑)。

Q. 今回の CM は京都二人旅という設定ですが、これまで男二人旅の経験はありますか?
菅田:ありますね。仲野太賀という俳優と、よく行ってました。
又吉:僕もパンサー・向井とふたりで大阪に一緒に行って、とかありましたね。
菅田:仲が良くても、ふたりで旅行に行ける友達と、都内等近場のほうが合うとか、そうでない友達とありますよね。
又吉:ありますね。お互いが好きなように過ごせる人だと旅行はしやすいですよね。大阪旅行のとき、向井はご飯を食べて夜9時ぐらいにはホテルへ戻って行きましたからね。
菅田:あははは。
又吉:「あれ!? 早いな」と思って。僕の想定では2軒目、3軒目…みたいな感じがあったんですけど。マイペースな人だと、こっちもあんまり気を遣わなくていいというか。
菅田:そうですね。お互いに単独でも動ける人はいいですよね。

Q. CM で縁側に並んで、ふたりとも前を向いている姿が二人旅っぽいなと感じました。
又吉:お店でも結構カウンターの席が好きで、ずっと目を合わせているよりも、そっちのほうが話しやすい気がします。
菅田:CMで片方が勝手に喋って、片方が気にせず食べている感じも好きでした。二人旅はやっぱり、そういうことが自然とできる人のほうが楽ですよね。

Q. 今回の「お濃いドーナツ」にちなんで、最近「これは濃いな!」と思った出来事は?
又吉:アメリカへ行った相方が、去年5年ぶりに帰ってきたんですよ。“すごい濃いヤツ”ということは、前から理解しているつもりだったんですけど、5年ぶりに会ったら、なんかもう思い出にホイップクリームが乗ってるぐらいの濃さというか。
菅田:あははは。
又吉:「あれ、こんな濃かったっけ?」と思って。密着系の番組に付いてもらったとき、僕が演出の方に「綾部がせっかく帰ってくるので、綾部が7割、僕は3割でいいですよ」と言ったんですよ。そうしたら演出の方が、「やっぱりコンビですね! 綾部さんは、俺が“8”で、又吉は“2”でいいと仰っていました」って。
菅田:濃いなぁ。自分から“8”って言うなんて、すごいですね。
又吉:僕の周りに、綾部以外で綾部みたいなヤツ、いないんですよ。かなり濃厚です。
菅田:絶妙のバランスなんですね。僕の濃い経験は、又吉さんが新刊を出されると、いつも送っていただいていて、それを読ませていただいたあと、本棚に置くんですけど、又吉さんの本が5、6冊あって、そこだけ濃いですね。又吉さんコーナーがガッとある感じというか。最近本棚の整理をしたときに、散らして置いたほうがいいのか、同じ作者の本を固めたほうがいいのか、ちょっと悩みました。

Q. ふたりともおしゃれでファッション好きなイメージがありますが、お互いのファッションについてどう感じていますか?
又吉:菅田さんのファッション、すごく好きですね。面白いですし、古着も日本のブランドも、いろいろ着てらっしゃるイメージがあって、服の元々持っている個性、魅力みたいなものを、ちゃんと理解して生かそうとしている印象があります。
菅田:うれしいですね。古着好きな人はたくさんいますが、意外と表舞台で、普段から古着屋さんに通っていたり、仲の良い店員さんが居るようなお店があったり、自分で収集するぐらい好きな人ってあんまりいらっしゃらないので、そういう意味でも又吉さんはずっと気になる存在です。もはやコーディネートを含めて、それ自体がひとつの表現になっているというか。パジャマも作っていましたよね。
又吉:作りましたね。
菅田:古着を好きになって、生地や形に目がいくと、自分で作りたくなるところも共感できるなと思います。

Q. 今回の舞台設定となった「京都」での思い出をお聞かせください。
又吉:僕は大阪の寝屋川市出身で、京阪電車で京都まで30分ぐらいの場所だったので、高校生のときは大阪よりも京都に行くことのほうが多くて、新京極とかでよく買い物していました。あとは、八坂神社にお参りして、そのまま円山公園を抜けて、散歩しながら知恩院のほうへ行って、お参りして帰るみたいなことを、毎週のようにやっていました。
菅田:えー、渋っ。ひとりですか?
又吉:ひとりとか、当時お付き合いしていた人と、とか。高校生のときに御朱印帳を買って、それを持ってお寺や神社を回っていました。
菅田:素敵ですね。京都は歴史的な建物がいっぱいありますけど、自然もすごく気持ちいいところがたくさんあるんですよ。京都にいとこの家があって、その近くの山へ毎年夏に行って、小さな滝がいっぱいあるところに飛び込むのが好きでした。
又吉:昔、京都の劇場の出番に「ピース」でふたり揃って行ったとき、タクシーで僕が先に乗って、そのあとに綾部が乗ったんですけど、運転手さんが振り返って、綾部を見て「おひとりで大丈夫ですか?」って言ったんですよ。僕も乗ってたのに気づかれてなくて。綾部が「居ますよ、もうひとり」って答えて。乗るときに静かすぎたのかな? 何やったんやろう、あれ。
菅田:こわっ! 不思議! もしかしたら、綾部さんが濃すぎたのかもしれないですね(笑)。

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