シャイニングソードの全姉のソウルスターリング(17年5月撮影、ユーザー提供:マックイーンのはなさん)

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 名牝ソウルスターリングの全弟となるシャイニングソード(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、日曜阪神4Rの3歳未勝利(芝2000m)で初陣Vを狙う。

 シャイニングソードは父Frankel、母スタセリタ、母の父Monsunの血統。母は09年の仏オークスなどG1を6勝した名牝。全姉のソウルスターリングは16年の阪神JFと17年のオークスの覇者。また、半姉のシェーングランツは18年のアルテミスSを制している。

 昨年末にゲート試験合格後、そのままデビューを目指していたが、成長を促すために一旦放牧へ。2月上旬に帰厩すると、中内田厩舎らしく入念に乗り込まれてきた。1週前のCWでは6F81秒4-1F11秒4、今週の坂路では4F52秒4-1F12秒4をマーク。時計は水準以上で、仕上がりは合格点といえる。

 2歳から活躍した母や姉2頭に比べると遅いデビューとなったが、それだけに足踏みしているわけにはいかない。ここはあっさりと突破して、大舞台に一歩前進といきたい。