リスグラシューの初仔が約5カ月ぶり復帰 2戦目で初勝利なるか
名牝リスグラシューの初仔となるシュヴェルトリリエ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜中京3Rの3歳未勝利(芝2000m)で2戦目を迎える。
シュヴェルトリリエは父モーリス、母リスグラシュー、母の父ハーツクライの血統。母は18年のエリザベス女王杯、19年の宝塚記念、コックスプレート、有馬記念を制した名牝だ。
昨年9月の新馬(阪神芝2000m)でデビュー。好位で理想的な立ち回りだったが、追ってから速い脚を使えず。勝ち馬とは0秒4差とはいえ、やや物足りない内容の3着だった。その後はリフレッシュ放牧へ。12月に2戦目を予定していたが、態勢が整わず再放牧。馬本位で立て直されて、ここで待ちに待った復帰となった。
攻め内容を見る限り、まだ動き切れている感じではないが、血統的に晩成のイメージ。母も本格化は4歳秋以降だったので、焦る必要はない。まずはここでどれだけの変わり身を見せられるか。それでも結果が欲しい一戦となることは間違いない。