目下2連勝中のグランヴィノス(昨年12月撮影、ユーザー提供:おうどんさん)

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 超良血のグランヴィノス(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜阪神10Rの難波ステークス(4歳上・3勝クラス・芝1800m)で3連勝を狙う。

 グランヴィノスは父キタサンブラック、母ハルーワスウィート、母の父Machiavellianの血統。半姉のヴィルシーナとヴィブロス、半兄のシュヴァルグランはいずれもGI馬。甥のブラヴァス、姪のディヴィーナ、叔父のフレールジャックとマーティンボロも重賞を制している。母系を遡れば4代母はグローリアスソングなので、世界的な名種牡馬のシングスピールやラーイ、日本ではダノンシャンティやホワイトフーガと同じ牝系となる。

 ここまで5戦3勝。2歳秋にデビュー勝ち後、京都2歳Sが6着、青葉賞が8着と結果を残せなかったが、その後の休養が吉と出た。3歳秋に復帰すると1勝クラス、2勝クラスと連勝。一気に軌道に乗った感がある。

 今回は昇級戦となるが、ここ2戦の勝ちっぷりが良かったので、クラスの壁はないだろう。鞍上は引き続き川田将雅騎手。一気に大舞台が見えてくるような圧勝を期待したい。