「常に隣にいる感じ」大谷翔平、デコピンとの日常生活を明かす…顔相鑑定士は「性格がそっくりだからお互い落ち着ける」と太鼓判
デコピンと一緒の大谷翔平(MLBのインスタグラムより)
結婚したり子供が生まれたりすると、「家族のために」と、よりいっそう頑張って仕事の成績が上向くことがある。それは、独身の大谷翔平には関係ない話のように思えるが、実はそうでもないらしい――。アリゾナでドジャースのキャンプ取材を続けるスポーツ紙記者がこう話す。
「妻も子供もいない大谷ですが、家にはデコピンという愛犬がいて、最愛の家族になっているんです。
もともと岩手の実家ではゴールデンレトリバーの雄 “エース君” を飼っていました(2017年7月死去)。大谷が小学1年生のとき、エース君は家族の一員となり、大谷は『弟ができた』と大喜び。とてもかわいがっていたといいます。
デコピンは、2023年9月、2度めの右肘の手術後に大谷の元にやってきました。
大谷は、2023年8月、レッズ戦で負傷降板し、その後、右肘靭帯の損傷が判明。翌月には、エンゼルスの負傷者リストに入れられ、シーズン終了を余儀なくされました。44本塁打での離脱で、自己最多46本の更新とはなりませんでした。
もちろん日本人初のホームラン王ですから、絶賛すべき成績ですが、大谷本人はいまひとつ満足できなかったことでしょう。
ところが、デコピンが来てから、2度めの満票MVPやドジャースへの移籍など、いいことばかり起きています。大谷にとって、デコピンはラッキーをもたらす “盟友” なのです」
顔相鑑定士・池袋絵意知氏も、「たしかにデコピンは大谷選手に幸福をもたらす存在になりうる」と指摘する。
「デコピンは、たれ耳が特徴的です。たれ耳の犬というのは、穏やかで従順な傾向があるんです。
犬種は『コーイケルホンディエ』で、中頭です。犬は、長頭・中頭・短頭という3種類に分類でき、これは頭蓋骨の長さと鼻の長さ(マズル)によって分けられます。おでこから鼻先までが長いコリーなどが長頭、柴犬が中頭、鼻ペチャなブルドックやチワワなどが短頭となります。
中頭のデコピンは、輪郭的に見ると、たれ耳が大きいのでぱっと見で逆三角形に見えますが、人間でいうところの卵型で、バランスが非常にいい。
顔のカラーバランスも素晴らしい。額から続く白い部分がほぼ平行で、目から鼻にかけて白い部分が広がっていく。このバランスが非常に美しいんです」
実は、顔相的に、大谷とデコピンには共通点があるという。
「大谷選手とデコピンは、両者とも、バランスのいい平均に近い美形のパーツ配置ですが、若干、内型なんです。内型というのは、目と目の間隔が近いことを意味します。
バランス的に安心感を感じさせる顔ですが、少し神経質の気もあります。神経質というか、警戒心に近いかもしれません。あとは、ストイックさも見られ、スピーディーなイメージにもつながっています。
目に関しても同様です。両者とも本当に目が優しいのが非常に似ています。デコピンは犬なのに、慈悲深ささえ感じますよね」(池袋氏)
大谷はデコピンの存在を「一人という感じでもないので、それが新鮮ではありますけど。一緒に起きてご飯を食べて寝るみたいな」と語っている。
「人間とペットの犬には主従関係があることが多いですが、大谷選手とデコピンの場合、お互いに性格がそっくりですから、一緒にいるだけで落ち着きや安心感を得られるはずです。毎日の生活にやすらぎがあれば、成績だって向上するのは言うまでもありません」(同)
大谷は、2月20日、睡眠サポート契約を結んでいる西川株式会社のYouTubeチャンネルに登場し、手術後のデコピンとの生活について語っている。
「常にここ(脇のあたり)にいる感じで。ベッドに1人と1匹みたいなのが1カ月ぐらい続いて。寝るときはここらへん(頭の横あたり)にいるか、足元にいるかですね。どっちにいるかは彼次第です」
大谷にとって最高の同居人であるデコピン。“彼” のために、今期の大谷はまたまた偉大な成績を残してくれるはずだ。