ビスクウィザードの母のララベル(17年11月撮影、ユーザー提供:音速のスエヒロガリさん)

写真拡大

 17年のJBCレディスクラシックを制したララベルを母に持つビスクウィザード(牡3、栗東・高柳大輔厩舎)が、日曜東京4Rの3歳新馬(ダ1600m)でデビューVを狙う。

 ビスクウィザードは父マインドユアビスケッツ、母ララベル、母の父ゴールドアリュールの血統。母は14年に東京2歳優駿牝馬、15年に桜花賞(浦和)とロジータ記念、そして17年にJBCレディスクラシックを制覇するなど重賞6勝。NARグランプリでは14年に2歳最優秀牝馬、15年に3歳最優秀牝馬、17年に4歳以上最優秀牝馬に選ばれている。

 ビスクウィザードは母の3番仔であり、初めてJRAでデビューする馬となる。年末からびっしりと乗り込まれ、7日の坂路最終追いでは4F52秒9、1F11秒9の好時計をマーク。除外で出走が1週延びたことで、さらに仕上がりが進んだ印象だ。鞍上にはC.ルメール騎手を確保。デビューVを果たし、まずは母に一歩近づいてみせる。