ブロッコリー「指定野菜」へ 農家の受け止めは 広島
食卓やお弁当を彩るブロッコリーが国の指定野菜に加わります。
ブロッコリーは地中海沿岸が原産とされ、ローマ時代から日常的に食べていたといわれています。日本へ渡ってきたのは明治時代…今では食卓に欠かせない野菜として親しまれています。
指定野菜はジャガイモ・ニンジン・キャベツなど、国民生活に欠かせない14品目。2026年から約50年ぶりにブロッコリーが加わります。指定されると価格が下がった場合に国の補助で安定供給につながるといいます。
南区のスーパーでもブロッコリーは大人気!どうやって食べていますか?
買い物客「毎日食べます。ゆでるか蒸すか、お肉とかに添えて食べます」「ゆでてドレッシングとか」
ブロッコリーといえば花蕾とよばれる部分を茹でて食べるイメージですが野菜ソムリエに聞くと…
野菜ソムリエ 花井綾香さん「このブロッコリーちゃんは、この全部でブロッコリー、花も茎も全部食べてあげましょう」
野菜をつくる農家はどう受け止めているのでしょうか?
年間を通して収穫できることやかわいい見た目からブロッコリーを中心に栽培している農家は
「(指定されることで)農家にとって野菜が注目されることは良いこと。でも、指定されることで栽培農家が増えると競争が激しくなり、値段が下がることになれば手放しではよろこべない」