未勝利を快勝したクイーンズウォーク(c)netkeiba

写真拡大

 前走の未勝利を快勝したクイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 クイーンズウォークは父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー、母の父Harlingtonの血統。母は15年のBCフィリー&メアスプリントの覇者。半兄のグレナディアガーズは20年の朝日杯FSと21年の阪神Cを制しており、今年から社台スタリオンステーションで種牡馬となっている。

 昨年11月の新馬(京都芝1800m)はオスカーブレーヴの逃げ切りを許して2着だったが、メンバー中最速となる上がり3F33秒6をマーク。続く前走の未勝利(阪神芝1800m)は先団から悠々と抜け出し、2馬身差の楽勝だった。牝馬ながら500キロを優に超えるスケール感に溢れており、いきなりの重賞挑戦でも五分に戦えるはずだ。

 過去2戦と同じ川田将雅騎手の手綱も心強い限り。兄に続く重賞制覇を果たし、春のクラシックに弾みを付けたい。