名牝アーモンドアイの姪となるパンドジェーヌ(牝3、美浦・大竹正博厩舎)が、日曜東京5Rの3歳新馬(芝1800m)でデビューVを狙う。

 パンドジェーヌは父エピファネイア、母パンデリング、母の父キングカメハメハの血統。生産者は北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム。一昨年のセレクトセール1歳で1億4000万円(税抜)の高値で取引された。母は未出走だが、半兄のコンティノアールは昨年のサウジダービーで5着、UAEダービーで3着の活躍馬。そして叔母のアーモンドアイは18年に牝馬3冠を制するなど、GIを9勝した歴史的名牝だ。

 ここまで坂路とWを併用して、しっかりと乗り込まれている。最終追いはWで6F85秒9と全体時計こそ地味だが、ラスト1Fは馬なりで11秒7だから合格点。兄コンティノアールに続くデビュー勝ちを決めて、春の大舞台へ一歩前進といきたい。