ダート重賞2勝のバーデンヴァイラーが抹消 今後は川崎競馬へ移籍
22年のマーキュリーC、23年の佐賀記念を制したバーデンヴァイラー(牡6、栗東・斉藤崇史厩舎)が2日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は川崎競馬に移籍する予定。同日、JRAがホームページで発表した。
同馬は父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、母の父フレンチデピュティという血統。21年のBCディスタフ(米G1)を制したマルシュロレーヌが半姉にいるほか、昨年のマイルCS覇者ナミュール、22年のアルテミスSを勝利したラヴェルが近親にあたる。
20年10月に京都競馬場の2歳新馬戦でデビュー。2戦目でダートに転じて初勝利を挙げ、以降もコンスタントに勝ち星を重ねる。21年12月の摩耶Sを制して、キャリアわずか7戦でOP入りし、22年夏にはマーキュリーCを勝って重賞タイトルを獲得。チャンピオンズCでGIの舞台も経験した。
昨年は始動戦の佐賀記念で重賞2勝目を飾り、続く名古屋大賞典でも3着に好走。前走は23年限りのレースとして行われた神奈川記念に出走し、60kgの斤量を背負いながら6着だった。通算成績は18戦7勝(うち重賞2勝)。
(JRAのホームページより)