根岸Sを制したエンペラーワケア(撮影:下野雄規)

写真拡大

 28日、東京競馬場で行われた第38回根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)は、道中は先団の後ろにつけ、直線で悠々と抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気エンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、2番手追走から食い下がった6番人気アームズレイン(牡4、栗東・上村洋行厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒1(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に2番人気サンライズフレイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)が入った。なお、3番人気タガノビューティー(牡7、栗東・西園正都厩舎)は13着に終わった。

 勝ったエンペラーワケアは、父ロードカナロア、母カラズマッチポイント、その父Curlinという血統。これまでダートでは5戦4勝2着1回。重賞初挑戦の今回も難なく突破して、3連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利でフェブラリーSの優先出走権を獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆エンペラーワケア(牡4)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・杉山晴紀
父:ロードカナロア
母:カラズマッチポイント
母父:Curlin
馬主:草間庸文
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 エンペラーワケア 1人気
2着 アームズレイン 6人気
3着 サンライズフレイム 2人気
4着 ヘリオス 8人気
5着 フルム 7人気
6着 ベルダーイメル 10人気
7着 シャマル 9人気
8着 アルファマム 4人気
9着 パライバトルマリン 5人気
10着 ライラボンド 15人気
11着 アイオライト 11人気
12着 オマツリオトコ 13人気
13着 タガノビューティー 3人気
14着 ピアシック 16人気
15着 エクロジャイト 12人気
16着 ケンシンコウ 14人気