【青髪のテツ】「ブロッコリーだって冷凍出来ちゃいます!」なんと1か月長持ち♪解凍時だけちょっとご注意

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こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。みなさん、突然ですが「ブロッコリー」ってどうやって保存していますか?がっしりしているので、けっこう長持ちするかと思いきや、3~4日で柔らかい花蕾の部分が変色してきます…。そんなブロッコリーにお悩みのみなさんに朗報!実は冷凍できちゃうんですよ♪冷凍の手順や解凍のコツをお伝えするので、ぜひ最後までご覧くださ~い!

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すぐ食べるなら「冷蔵室」、食べないなら「冷凍庫」へ!

寒い日が続いていますね。気温が下がると一部の野菜は、糖を生成して自身の水分が凍りにくくすることで凍結から身を守ります。
つまり、今の時期は甘い野菜が多く出回るというわけです。

この時期糖度が高くなる野菜は、白菜やキャベツ、大根などありますが、「ブロッコリー」も同じように甘くおいしくなります!



そんなブロッコリーですが、みなさん、どのように保存していますか?

もしかしたら、買ってきてすぐ「野菜室」に放り込んでいませんか。それ、実はNGなんです!

低温を好むブロッコリーは、3~8℃の野菜室は少し温度帯が高く長持ちしません。

保存場所として正しいのは「冷蔵室」です。冷蔵室に入れたブロッコリーは、野菜室に入れたものよりもなんと2倍は長持ちします。

でも、買ってから一週間以上食べないという場合は、さすがに冷蔵室でももちません。そんなときは「冷凍」しちゃいましょう!

ブロッコリーの冷凍保存術

冷凍保存する手順は以下のとおりです。

1. 小房にカットする。



ちなみに、ブロッコリーをカットする際、蕾の部分に包丁を入れると細かくばらばらになってしまいます。
小房に分ける時は、茎に包丁を入れた後「手で割く」のが正解!これできれいに小さく分けることができますよ。



2. よく水洗いする。



3. 水分をしっかり拭き取る。



4. 使いやすい量に小分けしてラップする。



5. 冷凍保存用の袋に入れる。



6. 冷凍庫に入れる。



冷凍したブロッコリーの保存期間は約1か月です。
もちろん、冷凍したからといって永久に傷まないというわけではありません。
特に家庭用の冷凍庫は開け閉めを頻繁に行うので、冷凍していても傷みがでる可能性があります。早めに使い切りましょう。



冷凍ブロッコリーは自然解凍NG!


冷凍ブロッコリーは芯の部分に火が通りにくいので、フタをして水を加えて蒸し焼きにすると良いですよ。

冷凍したブロッコリーを解凍する際、自然解凍は絶対にしないでください。
食感がかなり悪くなりおいしくなくなります。

調理時は、凍ったまま加熱するのが正解です。
凍ったまま茹でてもいいですし、そのままスープや炒めものに入れてもおいしく食べられます。

茎の部分は火が通りにくいので、じっくりと加熱する必要があります。
かなり火を通さないと食感が悪くなるので、生のブロッコリー以上にしっかり加熱することを意識しましょう。



今回は、鶏のささみと合わせてオイスターソース炒めにしてみました。ささみは、あらかじめ薄力粉・酒・塩・こしょうをまぶして蒸し焼きにし、塩・こしょうをまぶして蒸し焼きにしたブロッコリーと合わせ、最後にオイスターソースを加えて炒めました。
しっかり火を通した冷凍ブロッコリーは柔らかく、焦げた部分が香ばしかったですよ!オススメです♪

ブロッコリーの茎も一緒に冷凍を!

冷凍する際は、茎の部分もぜひ冷凍してください。房と同様に甘くておいしいですよ。

ちなみに、茎の部分は以下の手順で処理すると、硬い外皮を簡単に剥くことができるので便利です。

1. 縦に一本切れ目を入れる。



2. 600Wのレンジで1分加熱する。



3. 粗熱をとって手で皮を剥く。



この方法は冷凍時だけでなく、生のブロッコリーを調理する際にも役に立つので、よかったら試してみてくださいね。

今回は「ブロッコリーの冷凍&解凍法」を紹介しました。

ブロッコリーもそうですが、実は多くの野菜は冷凍保存することができます。

冷凍すれば、傷んで捨てる野菜が減り、フードロスを減らすことにもつながります。



食材をよく捨ててしまう、という人はぜひ「冷凍貯金」をして、無駄なく最後まで使い切ってくださ~い!