【餅の裏ワザ】元2つ星のフレンチシェフ考案！ホワイトソースもチーズも不要⁉想定外すぎる「おもちろいグラタン」に挑戦！

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お雑煮、焼き餅、ぜんざいなど定番のお餅料理をたくさん食べましたが、まだ切り餅が残っています。もうお餅はいい！と家族に言われないよう、新鮮なお餅レシピを探していたら、YouTubeの料理チャンネル『Georgeジョージ』で「おもちろいグラタン」にヒット！グラタンの具はお餅、なす、玉ねぎ、トマト、合いびき肉。そしてソースはマヨネーズ入りの生クリーム。お餅に合わせたことがない食材ばかり。新たなおいしさに出会えそうです♡

米と切り餅を一緒に炊いておこわ風⁉「やみつき肉しそ巻きおにぎり」に挑戦♪照りっ照りのもっちもち♡


レシピ考案者・GeorgeさんのX（旧Twitter）がこちら！



余ったお餅をグラタンにするアイデアレシピが、「おもちろいグラタン」考案者であるGeorgeジョージさんのX（旧Twitter）で紹介されています。ホワイトソースもチーズも使っていないのに、表面がこんがりとおいしそうに焼けていますね。

Georgeジョージさんは、元2つ星フレンチのシェフで、現在は東京都港区白金台のカウンターフレンチ・CIRPASでシェフをしている方。YouTubeでチャンネル登録者数95.6万人の『Georgeジョージ』という料理チャンネルも運営し、簡単レシピから本格的なフレンチレシピまでを公開しています。

腕利きのシェフが考案した、お餅の活用レシピ。これは試してみる価値がありそう♪

ホワイトソースもチーズも不要！「おもちろいグラタン」を作ってみた！



【材料】（4人分）
合いびき肉…200g
玉ねぎ…1個　
なす…2本
ミニトマト…30個ほど　※今回は具用に約260g、飾り用に約100g使用
にんにく…2かけ
切り餅…5個
アンチョビ…1切れ　※アンチョビペースト3gで代用
酒…50ml
生クリーム…200ml
マヨネーズ…50g
オリーブオイル…少々
塩・黒こしょう…各少々

1.玉ねぎとなすを乱切りに、飾り用以外のミニトマトを半分に、にんにくをみじん切りに、切り餅をひと口サイズに切ります。なすとミニトマトに適量の塩を振っておきます。



切り餅は4等分に切りました。なすに塩を振っておくと変色しにくくなり、ミニトマトに塩を振ると旨味を引き出せますよ。

2.フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、合いびき肉を入れて塩を振ります。焼き色がしっかりと付くように両面を焼き、黒こしょうと酒を加えます。



ひき肉をかき回さず、焼き付けるようにして焼きます。片面2分ずつ焼くと色が変わりました。



酒を加えたら鍋底にくっついた旨味をひき肉に吸わせるように、2分ほど炒めました。炒めたひき肉はお皿に取り出しておきます。

3.ひき肉を焼いた後のフライパンに油を引いて中火で熱し、玉ねぎを加えて塩を振り、フタをして弱めの中火で蒸し焼きにし、全体がほんのりと色づくまで加熱します。



玉ねぎは、甘さを引き出すためにフタをして蒸し焼きにします。今回はフタをして8分ほど加熱しました。玉ねぎもお皿に取り出しておきます。
ちなみに、動画の中でジョージさんは「フタをして揺すると蒸気が出やすい」と言っていましたよ。

4.玉ねぎを炒めた後のフライパンを中火で熱してなすを加え、なすに鍋底の旨味を吸わせながら、表面に焼き色が付くまで炒めます。



なすの両面に焼き色が付くまで、4分ほど炒めました。なすがフライパンにくっつくようなら、オリーブオイルを足してくださいね。

5.フライパンの空いた部分にオリーブオイルを引いてにんにくを炒めます。香りが立ったらミニトマトを加えて全体を軽く混ぜ、フタをして中火で3分ほど蒸し焼きにします。



にんにくは1分ほど炒めると香りが立ったので、ミニトマトを加えてサッと炒め、フタをして3分ほど蒸し焼きにしました。

6.アンチョビと切り餅を加えて軽く混ぜ、2のひき肉と3の玉ねぎも加えてフタをし、弱めの中火で1分半蒸し焼きにします。



炒めたひき肉と玉ねぎ、切り餅、アンチョビを加えたら全体を混ぜ、フタをして1分半蒸し焼きに。この段階でお餅にある程度火を通します。味見して塩と黒こしょうで味を調えたら、グラタンの具は完成。

切り餅とひき肉入りの野菜炒めのような仕上がりになりました。



7.生クリームを8分立てにしてマヨネーズを混ぜ合わせ、塩とこしょうで味付けします。



生クリームの筋が付く程度にハンドミキサーで2分ほど混ぜ、マヨネーズを合わせて塩と黒こしょうを加えました。味見してみると、マヨネーズの酸味が広がる甘くない生クリームという味わい♪

8.グラタン皿に6の切り餅とひき肉と野菜の具を広げてソースをかけ、半分に切った飾り用のミニトマトを乗せます。220℃に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。



切り餅が入った具の上にマヨネーズ風味の生クリームを広げます。



半分に切った飾り用のミニトマトを乗せて、220℃に予熱したオーブンで表面に焼き色が付くまで焼きます。今回は10分ほどでこんがりと焼き色が付きました。



お餅になすとひき肉＆生クリームの組み合わせが新鮮！クリーム煮のよう♡



フレンチシェフ・Georgeジョージさん考案の「おもちろいグラタン」が完成しました。動画では飾り用に乗せたミニトマトが顔をのぞかせたまま焼けていましたが、今回は焼いている間に、ソースの中に埋もれてしまいました。

チーズは使っていませんが、220℃で10分ほど焼くとこんがりとした焼き色が全体に付きました。マヨネーズを焼いた時のような酸味のある香りが広がっていますよ。



グラタンを取り分けてみると、生クリームソースがサラサラ。そしてソース全体に細かい泡が混ざっていて、見た目にもおもちろい（笑）4等分に切った切り餅が具として存在感を放っています。

食べてみると、やわらかいお餅に軽い酸味のある生クリームソースが、よく合います♪具として加えたトマトが煮崩れているので、ソースにほんのりとトマトの旨味が染みていて、あっさりとしたクリームで野菜を煮込んだようなおいしさです。

旨味のあるひき肉がプチプチとした食感になっていて、お餅とひき肉の食感のコンビネーションも新鮮。「おもちろいグラタン」という料理名通り、お餅を使った面白いグラタンでした。

生クリームソースでも焼けばこんがり♪お餅を入れると食べ応えがアップ



YouTubeの料理チャンネル『Georgeジョージ』で見つけた「おもちろいグラタン」は、普段なら思い付かない食材の組み合わせでおいしく作れるグラタンでした。

グラタンはチーズを乗せて焼いた料理と思いがちですが、フランスでは料理の表面に焦げ目を付けた料理全般を「グラタン」と呼ぶんですって。もともとはフランス南部のサヴォワ・ドーフィネ地方で、失敗した焼き料理のおこげがおいしかったという偶然から誕生した料理だそうですよ。

生クリームにマヨネーズを混ぜ合わせる簡単なソースでもきれいに焼き色が付き、さすがフレンチシェフのレシピ！と勉強になりました。

和の味付けで食べることが多いお餅ですが、ほんのりトマトの旨味が染みた生クリームソースにも、お餅は合いますよ！お餅消費レシピとして、ぜひお試しくださいね。


＜参考文献＞
Web

『西部ガス～みんな大好き! アッパレ、国民食。あつあつグラタン～』
https://www.saibugas.co.jp/
home/and/articles/detail.php?id=51