鮨激戦区の港区に、2022年秋にオープンした話題の江戸前鮨店『鮨 波残』

鮨というジャンルでは希少な“プリフィックス”が大人たちの心を掴み、新たなブームを呼び起こす予感大!


最初の5品は、決まりのつまみを楽しむ

修業した『宇田津 鮨』から受け継ぐ「ハーブ巻き」。この日は三重県のトロ鰆に5種のハーブをアレンジ


つまみ5品が供されたあとの握りのみ、その日のネタから5貫をお好きに、というのがプリフィックスコース。それで1万3,200円。




鰹だしと羅臼昆布の合わせ出汁が染み渡る「穴子の茶碗蒸し」。



大将を務める平井さんは、地元、熊本県の和食店で経験を積んだのち、上京して『宇田津 鮨』にて江戸前鮨を修業。こちらでは、独創性を残しつつ、正統派な鮨を追求する


「いろいろ食べ歩いた結果、“堅苦しさなしでお酒を飲みながら好きに楽しみたい”と話すお客様が多く、このコースが生まれました」とは、板場に立つ鮨職人の平井謙一郎さん。


握りは5種類まで楽しむことができて、追加も可能!


握りは基本的に5貫だが、プラスオンすれば、自在に増やしていくことも可。

コースで時間も一斉スタート、という店が増える中、このようなフレキシブルさは嬉しいかぎり。




力強いまぐろの味わいをダイレクトで感じられる「赤身」。




店の看板とも言うべき「車海老と白海老の昆布〆」。

車エビの下に、ねっとりとした甘みの白エビを忍ばせ、口内に幸せの余韻を残す。




脂と赤酢のシャリのバランスが絶妙な「のどぐろの炙り」。




軽く湯通しし、塩とすだちでいただく「白イカ」。



「いわし」。すべて「プリフィックスコース」(13,200円)の一例


しかも、同ビル内の姉妹店である中華『鶫-TSUGUMI-』のセラーから厳選されたワインを鮨ネタに合わせてペアリングすることも。

このように、港区らしく“ワインと鮨を気の向くままに”も叶えてくれる。


■店舗概要
店名:鮨 波残
住所:港区西麻布1-4-48 大樹ビル 1F
TEL:03-6434-9559
営業時間:【月・水】18:00〜(L.O.22:30)
     【火・木〜土】ランチ 12:00〜(L.O.14:30)
            ディナー 18:00〜(L.O.22:30)
定休日:日曜
席数:カウンター8席


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