東京タワーを望むレストランは数あれど、目線の高さとムードを兼ね備えた空間は、「東京エディション虎ノ門」内の『The Jade Room + Garden Terrace』がベストではないだろうか。

優雅な時間が流れるディナーは、華やかなフルコースとワインでとびきり贅沢に!


非日常を演出する“エディション”のシグネチャーレストラン

ロビー階の最奥に潜む!ロビー階の窓に向かって右側突き当たりがレストラン。営業時間外は扉が閉まりサインも分かりづらいので、気づかない人も多い


地上140mの31階。「東京エディション虎ノ門」のロビーフロアの洒脱さを知る大人は多いだろう。都会のオアシスのように緑が茂り、息を呑む絶景との共演が圧倒的。

これ以上驚くことはないように思うが、ロビー最奥にある『The Jade Room + Garden Terrace』はその想像を超えてくる。


最旬ホテルのドラマティックな眺望が、頼もしき誘い文句になる

2色で統一されたダイニング。壁側にはアーティストによるカスタムメイドの絵画も。クロスを敷かないカジュアルさもあるから、リラックスして過ごせる。窓際のテーブル席が狙い目!


ダークウォルナットに美しいジェイドグリーンを効かせた店内は、日本とは思えない空気が流れ、窓の向こうは広大なテラス席。そして、目前には大迫力の東京タワー。

赤と緑、夜景のコントラストが彼女の心を躍らせる。


多種多様な日本の食材を用いて生み出される、アートな皿に浮き立つ


コースは英国のスターシェフ、トム・エイキンズさんによる和素材と西洋のコラボレーション料理。

それを、彼の右腕であるリチャード・マクレランさんが表現する。



軽く締めたサバに、エルダーフラワーのビネガー、梨ジュース、アニスのオイル、玉ねぎのピクルスを合わせている。旨みが強い青魚を果実とハーブが軽やかにする


サバに梨を合わせるなど、海外シェフならではの発想で、なじみ深い魚の新たな味に開眼。

日本に来て、「食材の旬の展開が早いことが難しさであり、魅力でもあります」と話すリチャードさん。




熊本産和牛の上に炭焼きにしたタンをのせ、肉から出たソースと焼き茄子を敷いている。タンと茄子の香ばしさの繋がりがポイント。

ともにコース(18,000円)より。



手すきの和紙による壁とライティングが幻想的な、プライベートダイニングも完備。写真の8名用と14名用もあり。ディナーのミニマムチャージは8席 200,000円〜


繊細な感性で作るフルコースと、東京タワーの特等席がそろえば、冬の夜景デートの成功は確実だ。


【WINE TIPS】
気になって仕方ないワインの相場


約150種を扱う。

「シルバー ハイツ ピノノワール」17,800円、「ジェローム プレヴォー エクストラ ブリュット」53,100円、「マルゲ サピエンス プルミエクリュ」76,000円。


■店舗概要
店名:The Jade Room + Garden Terrace
住所:港区虎ノ門4-1-1 東京エディション虎ノ門 31F
TEL:03-5422-1630
営業時間:【水・木】17:30〜21:30
     【金〜日】ランチ 12:00〜14:00
          ディナー 17:30〜21:30
定休日:月曜、火曜
席数:カウンター4席、テーブル64席、個室2(8席、14席)


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