大谷翔平のドジャース移籍が注目されるなか、フォロワーが10万人を超えるアメリカのインフルエンサー、ファジー氏が自身のX(旧ツイッター)で公開した投稿が話題になっている。


MLB関連のコンテンツで人気のファジー氏が、「家全体を整理したいと衝動を持つことは価値がある……ボックスの中に番号付きのルーキー・オオタニが」というコメントと画像を投稿。掃除中に出てきた段ボールの中にあったのが、2018年にリリースされたベースボールカードの大谷のルーキーカードだった。

 

これは、大谷が投打二刀流の活躍で全米を沸かし、新人王を獲得した2018年の12月に発売された『2018 Bowman’s Best』に収録された1枚で、通常のカードとは異なるリフラクター(表面に光の反射加工を施したカード)と呼ばれるもの。しかも250枚のシリアルナンバー入りの限定カードだったのだ。

 

視聴回数は瞬く間に200万回を超え、「凄い、お宝発見!」「それを私にください」「よければ今30ドル、10年後に250ドルあげます」や、“棚からぼた餅”ならぬ「まさに、掃除していたらソファの下からダイヤモンドが転がり落ちてくるようなもの」などのコメントが寄せられた。


250枚限定のこのカードは現在、世界最大級のオークションサイトeBayでは鑑定付きの状態のいいものだと3500ドル(約50万円)の値が付いている。なお、このカード。世界1枚限定のスーパーフラクターの存在も確認されており、市場に出回った場合の価値は破格の金額になりそうだ。


さらに『2018 Bowman’s Best』には今季、MLB史上初の「40本塁打・70盗塁」を記録し、大谷と同じ満票でMVPに選出されたアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.もルーキーカードでラインナップされていることもあり、未開封ボックスにも20万円前後

の高値が付いている。

 

大掃除のこの季節、あなたも家全体を隅々まで整理してみては? 忘れていた“ダイヤモンド”を発見できるかも。