山川穂高選手(写真:CTK Photo/アフロ)

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プロ野球・西武から国内フリーエージェント(FA)宣言を行使した山川穂高選手(32)を獲得したソフトバンクの球団公式X(旧ツイッター)アカウントの入団報告が、最近のFA獲得選手の報告と比べて簡潔すぎるのではないかとSNSで話題になっている。

「テンションの高低差ありすぎて耳キーンなるわ」

ソフトバンクは2023年12月19日、山川の入団を公式サイトで発表。球団公式Xも同日、次のように投稿した。

「山川穂高選手(2023 年埼玉西武ライオンズ所属)が入団することとなりましたのでお知らせします」

Xでは、山川の入団報告について、近年ソフトバンクにFA加入した選手らの入団報告と比べて簡潔すぎるのではないかと指摘する声が相次いでいる。

22年12月に日本ハムから加入した近藤健介選手の場合、「ようこそ、ホークスへ!」と歓迎しながら「入団会見を行った近藤健介選手。登場した時は緊張の面持ちでしたが...」と様子を伝えた。会見の様子を切り取った動画も公開している。

22年11月にDeNAから加入した嶺井博希選手にも、「ようこそ!ホークスへ!」と歓迎し「本日入団会見を行った嶺井博希選手。ホークスには縁のある選手も多数いるそうなので、早くチームに慣れてもらいたいですね」と、音符マーク付きで伝えた。こちらも会見の動画を公開している。

21年11月に中日から加入した又吉克樹投手の場合、入団報告自体は公式サイト上の発表をXで共有したのみだったが、別の投稿で「入団会見を終えた又吉克樹投手に、その心境を聞きました!」とした上で「そして、ファンの皆さまへ。鷹戦士となった又吉投手に、これから熱い応援をよろしくお願いいたします!!」と呼びかけ、会見の動画を公開した。

しかし、山川の場合、写真や動画を添付せずに簡潔な文章で入団報告されている。山川も23年12月19日に会見を開いているが、翌20日昼時点で会見の様子を切り取った動画などもXには投稿されていない。

Xでは、他のFA獲得選手に対する投稿に比べて、感嘆符や絵文字などのない簡潔な報告に驚いたとする声が上がった。

「落差ひどい」
「いきなり真顔になるな」
「ホークス山川穂高入団、テンションの高低差ありすぎて耳キーンなるわ」
「ホークスに行ったのは事実だから公式アナウンスをしない訳にもいかない。という以上ね......感」
「まあ歓迎ツイートやったら荒れる事を考慮しての結果かな」

山川は今季不祥事の影響で5月11日のロッテ戦以降出場がなく17試合の出場に留まったが、故障者特例措置に伴い国内FA権を取得。西武は宣言残留を認める方針で、交渉では単年契約と大幅減俸を提示したとみられ、山川は11月14日にFA権行使を発表。複数球団の争奪戦になるかと思われたが、FA宣言後は大きな動きはなく、12月19日にようやくソフトバンク入団が決まった。