サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、強力なチップを搭載するおかげで、オンデバイス(ネット接続しなくても使える)AI機能が進化すると噂されています。先日も、通話中にリアルタイム翻訳できる等の情報が届けられていました。

↑Pixelスマホを超えるAI機能を搭載!?

 

それに続き、Galaxy S24シリーズでは「動画から選んだモノを消せる」AI機能が実現する可能性が浮上しました。

 

これらはサムスンのOne UI 6.1ベータ版から、手がかりが見つかりました。One UIとはGalaxyデバイス向けに特化したUIであり、One UI 6.1はGalaxy S24シリーズ専用の機能を含むかもしれないものです。

 

さてリーカーのBenIt Bruhner Pro氏によれば、One UI 6.1はGalaxy S24にいくつかのAI搭載機能をもたらすとのこと。その一部は、Galaxyスマートフォンの過去モデルにも提供されるかもしれないそうです。

その目玉となるのは、動画のAI処理機能です。GoogleがPixel 8 Pro向けに提供した「動画ブースト」機能と同じく、Galaxy S24シリーズは撮影した動画をAIで処理することで、低照度性能の向上やノイズの低減、露出の改善や、動画の安定性を向上。さらに、動画から選んだオブジェクトを削除できるそうです。

 

Google Pixel 8シリーズにも動画をAI処理する機能はありますが、あくまで「音声消しゴムマジック」に過ぎず、写り込んだオブジェクトは消せません。この点では、AIでリードしていたGoogleスマホを上回ることになりそうです。

 

また、簡単な質問に答えたり数学の方程式を解いてくれるAIチャットボット機能もあるとのこと。ただし、これは発売直後に利用できるかどうか分からず、しばらくアップデートを待つ必要があるかもしれません。さらに電話で話した内容をAIがすべて処理し、カレンダーやToDoリストに書き込むなどの便利機能もあるそうです。

 

ほか「写真を枠を超えて広げる」「乱雑に書いたノートを自動的に整理」などは、先日の情報とも一致しています。Galaxy S24シリーズは、日常生活や勉強、仕事に至るまで手放せないパートナーになりそうです。

 

Source:BenIt Bruhner Pro(X)
via:Sammobile