青汁王子こと三崎優太氏(2023年7月撮影)

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「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏が2023年12月19日にX(旧ツイッター)で自民党派閥の政治資金問題をめぐって、「政治家は実際の収入を誤魔化して、5年間で5億円あまりを組織的に裏金として着服していた。これは組織的な脱税です、なんで一切お咎めもないわけ?それなら国民が収入誤魔化しても文句言わないってことだよな?」などと、怒りぶちまけた。

なんでこいつらは許されて、『訂正』で済むの?

政治資金パーティー券の販売で派閥から受け取ったキックバックを政治資金収支報告書に記載しないことは、政治資金規正法に抵触するだけでなく、所得隠しや脱税にあたる可能性も指摘されている。この点を念頭に、三崎氏はXで、

「政治家は実際の収入を誤魔化して、5年間で5億円あまりを組織的に裏金として着服していた。これは組織的な脱税です、なんで一切お咎めもないわけ?それなら国民が収入誤魔化しても文句言わないってことだよな?国民的は厳しい仕打ちを強いられ、上級国民共は匙加減で不正も許される。腐りきってる」(原文ママ)

と批判した。

続けて、自身が19年2月、法人税法違反(脱税)などで東京地検特捜部に逮捕・起訴され、同9月に懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡されたことに触れ

「今更言うけど、こっちは14億円も納税してる中、たかだか1億8千万ごときの端金でみせしめ逮捕までされたんだから、組織的に5億円も着服した政治家共は実刑だろ。なんでこいつらは許されて、『訂正』で済むの?そもそもいくら納税してんの?誰か教えてください。こればかりは心底疑問です」

「別に自分のことは糞みたいな見せしめだし、終わったことだから、もういいんだけどさ。それよりも、増税や物価高に苦しんでいて、明日の生活も困ってる人達を救ってやれよ。キックバック受けて裏金作る余裕あるんだろ?お前らの裏金を配るだけで、どれだけの人が救われると思う?マジ可哀想すぎるよ」

などと疑問を呈した。

三崎氏は、架空の広告宣伝費を経費に計上するなどの手口で、法人税や消費税1億8000万円を脱税した罪に問われていた。

「政治家は脱税や裏金を満喫して、国民はインボイスを強いられて負担が増すばかり」

さらに、怒りをにじませつつこう書き込んだ。

「政治家は脱税や裏金を満喫して、国民はインボイスを強いられて負担が増すばかり。人々は奴隷じゃねーんだよ。こんな批判的なことばっか言いたくないけど、誰かが声をあげないといけない。あまりにも酷すぎるだろ。こんなんじゃ若者達が明るい未来を描けないし、子供だって安心して産めないよ」

三崎氏は、

「自分は絶対に政治家になんてなりたくない。『見せしめ、出る杭は打つ』を経験して、もはや拒否反応すら示してる。だけど、心の底から日本を変えたい、貧しい人達を救いたいって人達の活動を経済的に支援するのは良いかもしれない。それは腐りきった社会に間接的に貢献できると思うんだ。どう思う?」

と締めくくった。