2024年に登場する「AirPods(第4世代)」(以下、次期AirPods)にて、新デザインや新型ケースが採用され、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報じています。

↑Dontree_M / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「AirPods(第3世代)」は、2021年10月に発売。イヤホン本体やケースのデザインを一新しただけでなく、空間オーディオにも対応しました。一方で上位モデルの「AirPods Pro」とは異なり、ANC機能には対応していません。

 

Gurman記者によれば、次期AirPodsはAirPods(第3世代)と「AirPods(第2世代)」の両方を置き換えるためにリリースされるとのこと。イヤホンの本体デザインはAirPodsとAirPods Proの中間のようなデザインで、ステム(軸)部分が短くなり、フィット感が向上します。一方で、AirPods Proのようなシリコン製イヤーチップが採用されるかどうかは不明です。

 

次期AirPodsのケースには「Find My(探す)」のアラート用スピーカーが搭載され、充電ポートはLightningからUSB-Cへと変更。ANCに対応するだけでなく、来年後半のソフトウェアアップデートにて補聴器機能が追加されるそうです。この補聴器機能では、難聴があるかどうかの聴力検査も可能です。

 

Gurman記者によれば、次期AirPodsは2024年、おそらくは次期iPhoneと同時となる9月頃に発売されるとのこと。ANC機能まで取り込んだ次期AirPodsが登場すれば、これまでAirPods Proを購入していたほとんどのユーザーのニーズを満たすことになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors