アップルは「セルフサービス修理(Self Service Repair)プログラム」の対象に「iPhone 15」と「M2 Mac」を追加しました。

↑その気があれば、iPhone 15も自分で修理できる!

 

セルフサービス修理プログラムは2021年11月に始まり、ユーザーがアップルで販売される純正部品を使ってiPhoneやMacを修理できるというものです。修理キットには専用のツールも含まれており、ユーザーは故障した製品をアップルに送らなくてもよいというメリットがあります。

 

新たにその対象となったのは、iPhone 15の全モデルのほかに、14インチおよび16インチのMacBook Pro、15インチMacBook Air、Mac mini、Mac Pro、Mac Studioを含む、M2チップを搭載したMacです。また、クロアチアやデンマーク、ギリシャ、オランダ、ポルトガル、スイスを含む欧州24か国でセルフサービス修理プログラムが利用できるようになり、対応国が33か国に拡大されています。

 

その一方、専門家が部品や機能のパフォーマンスをテストし、修理が必要な部品を特定できる「Apple Diagnostics for Self Service Repair」が2024年には欧州で提供されます(現在利用できるのは米国のみ)。

 

このように対象国や製品が拡大されるセルフサービス修理プログラムですが、残念ながら日本は対象外。「技術基準適合証明(技適)」の関係で導入が難しいのかもしれませんが、日本への上陸を待ちたいものです。

 

Source: Apple via MacRumors