【山口天気 朝刊12/12】北風ヒンヤリ 日本海側ほどにわか雨も
きのう11日（月）天気を大きく崩した低気圧や前線の雲は、山口県より東へ進んでいます。今朝にかけてまとまった雨雲は抜けていますが、所々に弱い雨雲がかかっています。
このあと夜にかけて低気圧はさらに東へ離れますが、大陸の高気圧との間で等圧線の間隔が狭まり、北寄りの風が吹きやすくなりそうです。また、上空の気圧の谷が近づく見込みで、このあとも雨雲が流れ込む時間がありそうです。
きょう12日（火）の県内は、日本海側や山沿いほど雲が多めのスッキリしない空模様。夜にかけて、弱い雨が気まぐれに降りやすい天気となるでしょう。瀬戸内側でも通り雨の可能性はありますが、日本海側より雲の隙間が多く、晴れ間が出る時間もありそうです。
日中の最高気温は15度くらいの所が多く、瀬戸内側では17度くらいまで上がるところが多い予想です。日本海側ほどこのあとはあまり気温が上がらず、数字以上に風が冷たい体感となりそうです。夜は朝よりも気温が下がって、空気がヒンヤリするでしょう。海上の波は瀬戸内側で1.5m~1.0m。日本海側・響灘では3mのち4mの予想です。高波に注意が必要です。
あす13日（水）は天気が回復してよく晴れそうです。日ざしに温もりを感じそうです。あさって14日（木）はまた天気が下り坂で、夕方以降は雨が降る所があるでしょう。15日（金）から16日（土）頃にかけて前線の影響でぐずつく天気が続いて、この雨の後は一気に大陸から強い寒気が流れ込む見込みです。17日（日）は山口は最高気温で5度予想。雪が舞うような凍える寒さとなりそうです。急激な気温変化に注意が必要です。来週にかけても寒さが厳しい日が多くなりそうです。
（KRY山口放送 気象予報士 中原一徹）
