【福井県敦賀市】大鳥居を一望するレストラン「la clarté KAGURA」で、自然の恵みあふれる料理を味わう
日本三大鳥居・氣比神宮の大鳥居を眺める絶好のロケーション!
敦賀市のシンボルとして「けいさん」の愛称で親しまれる氣比神宮。その表参道にあたる神楽町商店街の一角に「la clarté KAGURA」があります。日本三大鳥居の一つに数えられる大鳥居を眺めながら食事やカフェを楽しめるレストランです。シーンに合わせて使い分けできるカウンター席とテーブル席
店内にはカウンター席とカジュアルなテーブル席があり、カウンターでは昼・夜ともにコース料理、テーブル席では昼はカジュアルなランチやカフェ、夜はアラカルトが楽しめます。時間帯や目的に合わせて空間を使い分けられるので、普段使いから特別な日まで幅広いシーンで利用できそう。
テーブル席用のカジュアルランチは4種類
テーブル席で提供するランチは若狭牛100%のハンバーグ、グルテンフリーのカレー、本店と同じレシピで作る自家製ソーセージのホットドッグ、そば粉のパンケーキの4種類。一番人気のハンバーグはしっかりとした食感で食べごたえがあり、噛みしめると肉のうま味があふれ出してきます。コース料理、ランチともにじっくりと味わってほしいのが「10種の野菜の飲むサラダ」です。流通の過程で捨てられてしまう規格外野菜を活用したスープで、フードロスやフードマイレージの削減に取り組むお店の姿勢を象徴する料理になっています。時間をかけて炒めた野菜にほんの少しの塩と牛乳を加えただけで、素材の風味が驚くほど濃厚。野菜の力が体にやさしく染み入るような一品です。
建物の歴史を伝えるインテリアや食器にも注目
かつては洋品店だったビルをリノベーションした店内は、新しいのにどこか懐かしさが漂う居心地のいい空間です。オーナーシェフの松下ひかりさんは「自分に回ってきたバトンをつないで、この場所に刻まれた歴史を伝えたい」と思い、洋品店で使われていたピアノやミシンをインテリアの一部として活用したそう。コース料理の一皿目に使うプレートは、店の隣にある古道具店「フタタビ」の協力で洋品店のショーケースのガラスをアップサイクルしたもの。このほかにも店内にはレトロなテーブルライトや年季の入った壁のレンガなど、“物語のある何か”がそこかしこに潜んでいます。カウンターではシェフとの会話も楽しめるので、料理とともに受け継がれたものたちに、思いを馳せてみてはいかがでしょう。
氣比神宮への参拝や街歩きのスタート地点としてもオススメ
シェフは、フランス語で「光」を表す店名に加え、「敦賀の街や人、未来に光を感じる場所になれたら」という思いから、この店のコンセプトを“光照らすレストラン”と決めたそう。敦賀市の中心市街地は赤レンガ倉庫や古い街並みなど、ノスタルジックな風景に出合える街歩きにぴったりのエリアです。「la clarté KAGURA」での食事やカフェと合わせて氣比神宮にお参りしたり、神楽町通りの商店街のお店をのぞいてみたり。敦賀の街をゆっくりと歩いてみませんか。■la clarté KAGURA(ら くらるて かぐら)
住所:福井県敦賀市神楽町1-2-2
TEL:090-1213-6508
営業時間:11時30分〜17時(ランチは14時LO)、18〜21時
定休日:不定休
Text:佐藤公美恵
Photo:高橋良典
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