【山口天気 朝刊11/28】風の冷たさ増す 夜は朝より寒い 今週は冬の寒さの日々
昨夜は前線の通過により、雨が降った所が多くなりました。今朝にかけては、段々と流れ込む雨雲は少なくなっています。県内での雨は一旦落ち着いてきています。
このあとは通過した前線が東へ進むにつれて、日本付近は冬型の気圧配置へ変わっていく見込みです。等圧線の間隔も狭まり、冷たい西寄りの風が強まる予想です。大陸からの冷たい空気が流れ込んできそうです。空模様も冬に多い天気の分布となりそうです。
日本海側ほど低い雲が多い天気となりそうです。気圧の谷が接近する昼前後の時間を中心に、所々でにわか雨があるでしょう。局地的にザッと雨脚が強まったり、雷を伴う可能性があります。瀬戸内側では晴れる時間が多くなりそうですが、冷たい北西の風が吹きそうです。風が吹き付けるため波も高くなります。海上では高波にご注意下さい。
きょう28日（火）日中の最高気温は、１５度前後の所が多いでしょう。きのう27日（月）よりも大幅に昼間の気温が下がりそうです。また、風によってより空気が冷たい体感で、夜は朝の時間よりも気温が下がりそうです。風を通しにくい上着などがあると活躍しそうです。
あす29日（水）、あさって30日（木）は気圧の谷の影響で雲が多い天気となりそうです。日本海側ほど、雨が降る時間がありそうです。そして、最高気温は10度ちょっととなる見込みで、冬の寒さが続く予想です。特に1日（金）頃にかけてはさらにやや強い寒気が流れこむ見込みで、12月のはじまりに向けて一段と寒さが増してきそうです。体を冷やして風邪を引かないようお気を付けください。来週になると今週に比べてやや寒さが和らぐ見込みです。
（KRY山口放送 気象予報士 中原一徹）
