ソシエダで活躍する久保建英【写真:ロイター】

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久保は今季ラ・リーガで5得点2アシストを記録

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の来季去就動向がスペインメディアを中心に注目されている。

 古巣レアル・マドリードへの復帰説も報じられるなか、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドが来年1月の獲得を検討しているという。英メディア「スポーツ・モール」が伝えた。

 ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガで12試合に出場して5得点2アシストと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。

 スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアルからの関心がたびたび報じられている。

 英メディア「スポーツ・モール」によれば、ユナイテッドはイングランド代表MFジェイドン・サンチョが今冬の移籍市場で退団決定的と目されるなかで、久保が代役候補に浮上したという。

 記事では、イングランドの富豪ジム・サトクリフ氏がユナイテッドの少数株主になることで合意したとされ、予算増につながる可能性があると触れている。ユナイテッドが6000万ユーロ(約97億7000万円)と言われる契約解除金を支払えば、ソシエダは苦境に立たされることになるが、今年1月の移籍市場でどのような動きがあるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)