チェルシーに引き分けたマンC指揮官ペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

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プレミアリーグ第12節のチェルシー対マンチェスター・シティの一戦は今シーズン、ここまでのベストゲームとも言われる試合となった。

試合は25分にFWアーリング・ハーランドが自身で獲得したPKを決め、マンCが先制点をあげる。しかし、その後29分にはCKからDFチアゴ・シウバがヘディングを叩き込み、すぐさま同点に。

勢いに乗るチェルシーは37分にDFリース・ジェイムズのクロスからFWラヒーム・スターリングが得点を決め、逆転に成功する。しかし、前半ATにDFマヌエル・アカンジが決めて、再び試合を振り出しに。

前半から目まぐるしく変わる試合展開であったが、後半もハイテンションが続く試合となる。後半開始早々にハーランドがこの試合2点目となるゴールを決め、マンCが再び逆転するも、67分にFWニコラス・ジャクソンが同点ゴールを決める。

激しい撃ち合いは後半終了間際まで続き、86分にMFロドリのシュートがチアゴ・シウバに当たってマンCが再び勝ち越しゴールをあげる。このまま終わるかと思われた後半AT。途中出場のFWアルマンド・ブロヤが獲得したPKをMFコール・パルマーが決め、試合は4-4の引き分けに終わった。

壮絶な試合となった一戦だが、データサイト『Opta』によると、ペップ・グアルディオラが1試合に4得点4失点を同時に記録したのはこれが初めてとなったという。また監督キャリア882試合目にして初の記録となったようだ。

ジェットコースターのような試合だったとも評されている両者の一戦は、歴史に残る一戦となった。

インターナショナルブレイク明けに、チェルシーはニューカッスルとマンCはリヴァプールとの対戦が待っており、強豪との試合が続く。