レアル・ソシエダの久保建英【写真:ロイター】

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今季はリーグ戦11試合に出場して5ゴールを記録

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、所属2年目の今季も充実したシーズンを送っている。

 古巣レアル・マドリードへの復帰説も根強いなか、レアル専門メディア「Defensa Central」は「タケ・クボは来年のことについては今のところ何も知りたくないと言っている」と伝えている。

 今季の久保はラ・リーガで11試合に出場して5ゴール2アシストを記録しており、9月にはレアルのMFジュード・ベリンガム、FCバルセロナのFWロベルト・レバンドフスキらを抑え、月間最優秀選手に選出された。一方、世代交代の若返りを進めているレアル・マドリードは、大幅に得点力が向上した久保に対し、売却額の50%を得られる条項を持っていることもあって、再獲得を熱望しているとスペイン国内でこぞって報じられている状況にある。

 レアル専門メディア「Defensa Central」は、「最も話題になっている選手の1人は、レアル・ソシエダで今シーズン輝いているタケ・クボだ」と称えつつ、久保のスタンスについて触れている。

「現時点でタケ・クボはレアル・マドリードに戻ることが実現可能だとは考えていない。イマノル・アルグアシル(監督)率いるチーム(レアル・ソシエダ)で目標を達成することに集中しており、気を散らされないように考えたくもないのだ。実際、集中力を失ってパフォーマンスを落とさないために、来年のことについては今のところ何も知りたくないと言っている」

 周囲の喧騒をよそに、久保は目の前の戦いに集中している。(FOOTBALL ZONE編集部)