今季は天皇杯ベスト4に導いた大木武監督が来季も熊本を指揮「すべての方々に感謝しています」

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ロアッソ熊本は7日、大木武監督(62)の来季続投を発表した。

大木監督は、清水エスパルスのユース監督やサテライトの監督、トップチームのコーチなどを歴任。2002年にヴァンフォーレ甲府で初のトップチームで監督に就任する。

その後、清水の監督、川崎フロンターレU-18の監督、甲府で監督を務めると、2008年からは岡田武史監督の下で日本代表のコーチに就任し、南アフリカ・ワールドカップを経験する。

2011年には京都サンガF.C.の監督に就任すると、ジュビロ磐田U-18の監督、FC今治アドバイザーなどを経て、2017年にFC岐阜の監督に就任。2020年から熊本で指揮を執っていた。

2021シーズンにはJ3を戦っていたチームを優勝に導くと、昇格した2022シーズンはクラブ史上最高額のJ2で4位フィニッシュ。J1参入プレーオフに参戦すると、決定戦では古巣でもあるJ1・16位の京都と対戦。1-1で引き分けたが、レギュレーションにより昇格は果たせなかった。

2023シーズンは天皇杯で躍進し、サガン鳥栖、FC東京、ヴィッセル神戸を下してベスト4入りを果たしたが敗退。リーグ戦では、残留争いに巻き込まれたが、無事に残留を決めていた。

大木監督はクラブを通じてコメントしている。

「来シーズンもロアッソ熊本の監督として指揮を執らせていただくことになりました。今シーズンもクラブ・チームと共に歩んでいただきましたすべての方々に感謝しています」

「リーグ戦は残り1試合となります。11/12(日)ホーム最終戦も皆様に笑顔になっていただけるよう、チーム一丸となって闘いますので、応援よろしくお願いいたします」