久保のトレーニングの様子が明らかになった。(C)Getty Images

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 飛躍の要因のひとつには、ストイックな日々のトレーニングがあるようだ。

 バルセロナの地元紙『LA VANGUARDIA』は11月3日、レアル・ソシエダに所属する久保建英を特集。ここまでのキャリアから、現状に至るまで詳しく掲載している。

 ビッグクラブからの関心も取り沙汰されるなか、同メディアは「タケ・クボとソシエダとの関係は良好だ。特にアンデル・バレネチェア、ベニャ・トゥリエンテスのような同世代のサッカー選手とは」と綴っている。

 そのうえで、「タケは遅刻で罰金を科されたことはない」という同僚の声を紹介。「彼の急速な適応は、ルールを破らないようにする日本人の性格と関係している」として、日々のルーティンを明かしている。

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「彼は毎日午前9時30分に到着し、ジムでウォーミングアップをする。グループセッションは午前11時に始まる。2時間後、彼はチームと一緒に食事をする前に治療に多くの時間を費やしている。これはチュリ・ウルディンの規定で義務付けられているルーティンだ」

 記事は、同じ同僚からの「午後、彼はよく一人でトレーニングしたり、個別のビデオセッションを行なったりするために滞在している」というコメントも伝えている。

 チームメイトもその真摯な姿勢に一目置いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部