ドラフト指名の様子を見つめる明大・蒔田稔【写真:荒川祐史】

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明大で村田とともに投手陣支える…右腕・蒔田は指名されず

「2023 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日に行われ、明大の蒔田稔投手は指名漏れとなった。ソフトバンク・4位の村田賢一投手とともに投手陣を引っ張ったが、名前が呼ばれることはなかった。

 蒔田は九州学院から進学し、2年秋にリーグデビュー。3年春には1回戦の先発を任され4勝、防御率1.90でベストナインにも輝いた。「第44回 日米大学野球選手権大会」には大学代表として出場。今季もここまで3勝を挙げ、防御率0.68で最優秀防御率のタイトルを確実にしている。

 この日のドラフト会議は、上田希由翔内野手、石原勇輝投手、村田と並んで中継を見つめた。上田はロッテ1位、石原はヤクルト3位で指名され、仲間の指名には笑顔を見せて喜んでいたが、蒔田の指名はなかった。「春の成績だったりとか、自分の力が足りなかった。実力不足ということで受け止めたい」と言葉を絞り出した。

 今後は社会人で野球を続ける意向だ。「ドラフト直後と言うことでモチベーションというところは難しいんですけど、社会人の方で継続します」と語った。(Full-Count編集部)