開始早々に交代を余儀なくされた旗手。(C)Getty Images

写真拡大 (全3枚)

 現地10月25日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人5選手が所属するセルティックは、スペインの強豪アトレティコ・マドリーとホームで対戦。2−2で引き分けた。

 古橋、前田とともに先発した旗手にアクシデントが発生したのは古橋のゴールで開始4分に先制した直後だった。相手と競り合った後、右ハムストリングを痛めて座り込んだMFは、7分で無念の途中交代を余儀なくされたのだ。

 地元紙『Daily Record』は「アトレティコ・マドリー戦で夢のようなスタートを切った矢先、ハタテがハムストリングの負傷の疑いで退場となり、セルティックの喜びはしぼんでしまった。日本人MFは、チャンピオンズリーグの試合開始からわずか5分あまりでピッチから退場する際、取り乱した様子だった」と報道。こう続けている。

【画像】「涙ぐんでいた」顔を覆いながら交代し、ロジャーズ監督に抱きしめられる旗手
「彼を最も苦しませていたのは、筋肉の痛みではなく、フィールドを去ることの苦痛だったようだ」

 また、セルティックの専門メディア『The Celtic Way』も「セルティックの中心選手である旗手は、怪我で交代となると、明らかに感情的になっており、ピッチを去る際には涙ぐんでいた様子だった」と伝えている。

 今シーズンは怪我で一度離脱しているなか、CLという大舞台での早期交代で打ちひしがれていたのは想像に難くない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部