スピードワゴン・小沢一敬さん



お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新番組「川島明 そもそもの話」（毎週土曜17:00〜17:50）。芸人、俳優、ミュージシャン、映画監督、スポーツ選手、料理人など毎週1組のゲストを迎え、誰でも知っているあの人の、意外と知らない“そもそもの話”を伺います。
初回放送である10月7日（土）に出演したのは、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬さんです。ここでは、芸人の道に進んだきっかけを明かしました。


10月からスタートしたTOKYO FMの新番組「川島明 そもそもの話」（毎週土曜17:00〜17:50）



1973年生まれ、愛知県出身の小沢さん。1998年、NSC（吉本総合芸能学院）名古屋校の2期生として出会った井戸田潤さんとお笑いコンビを結成。2002年、2003年の「M-1グランプリ」（ABCテレビ・テレビ朝日系列）では決勝戦へ進出。2004年頃からは、小沢さんがキザなセリフを放ち、井戸田さんが「あま〜い！」と叫ぶネタでブレイク。芸人以外にも、俳優、脚本、作詞などマルチに活躍。2022年8月には、女性の悩みに応える企画を書籍化した「小沢一敬の悩むってなんだ!?」（角川春樹事務所）を出版しました。

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川島：そもそもの、「エピソード0」の話を聞きたいです。小沢さんって漫画もアニメも好き、野球、音楽、そしてお笑いも好き。これだけの柱があって、お笑い芸人になろうと思った理由は？

小沢：俺、中学までしか行っていないんだけど、15歳ぐらいから働いていたのよ。1ヵ月働いたら、3ヵ月遊んで暮らすような感じで。先輩と2人暮らしをしていて、20歳ぐらいになったときに、同じようにプータローをやっていた奴としゃべったら、大学行く奴もいるし、就職する奴もいるし。

「俺たちはずっと、このままフラフラしていていいのかな……」って話になって、（幼なじみから）「名古屋に吉本ができるみたいだから入らない？」と誘われてオーディションを受けた。入ったら、同じ時期にいたのが潤だったのよ。

川島：そこで出会っているんだ！ でも、コンビはまだ組まないわけですよね？

小沢：うん。でも、一緒に行った幼なじみは根っからのフリーター気質だから、吉本をすぐに辞めちゃって。

川島：けっこう、人に選んでもらった人生なんですね。

小沢：そうそう。吉本に入ったのは（誘ってくれた）幼なじみがいたからだし、東京に行ったのも潤、「M-1」に出たのも潤。「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」（フジテレビ系）は、俺は出たくなかったんだけど、潤が「出よう！」って言ったから。俺、本当に（人生を）人に決められている。

川島：振り返ってみて、自分で決めたことは？

小沢：今のところ、この番組に出るって決めたことぐらい（笑）。

川島：これが初めてなん（笑）？ 感謝しかないですよ。

小沢：第1回じゃなかったら出ていないよ（笑）。

川島：特別な日の小沢ということですね（笑）。

次回10月21日（土）のゲストは、ピエール瀧さん（電気グルーヴ）です。

＜番組概要＞
番組名：川島明 そもそもの話
放送エリア：TOKYO FMをはじめとするJFN全国37局ネット
放送日時：毎週土曜 17:00〜17:55
パーソナリティ：川島明（麒麟）
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/somosomo/