お金を貯められる人のポイントカード術とは

写真拡大

物価は上がる一方。食料品も衣料品も水道、電気、ガス代もどんどん値上げになって生活費は増える一方なのに、給料は上がらない。将来や老後のためにお金を貯めたいけれど、その余裕がない。しかし、それでも考え方や習慣を変えればお金は貯められる。

■お金を貯める人のポイントカードの使い方

『お金を貯められる人のすごい習慣 貯められる人、貯められない人の共通点』(横山光昭著、ぱる出版刊)では、2万件以上の家計を見てきた家計再生コンサルタントのスペシャリストの横山光昭氏が、お金を貯められる人の行動と思考をわかりやすく解説する。

お金を貯められる人の共通点はどんなものなのか。家事や育児、仕事で忙しい毎日を送っていると、お金のことを後回しにしてしまいがちになるもの。「少し時間ができたらやろう」「これが終わったら取り掛かろう」と思いながら気づけばやらないまま1ヶ月経ってしまう。けれど、お金を貯められる人は、「思いついたら、即やる」ことを心掛けている。「やらなきゃ」と思いついたら、面倒くさくなる前に即やる。生活の中でお金のことを優先順位の上位においているのだ。

また、ポイントカードの使い方にも共通点がある。お金を貯めている人は、貯めているポイントを2、3個に絞っている。たとえば、楽天なら楽天と決め打ちで買い物をし、楽天のランクをアップさせ、還元率を高めてポイントを効率的に貯めることをしている。それ以外のポイントは貯めないと決め、捨てている場合も多い。

ポイントを貯めるなら一極集中で集中的に貯めること。バラバラと少しずつ貯めても出費がかさむだけなので、ポイントカードは2、3個に絞り、スマホのポイントアプリも絞り込んですっきりさせるのが良い。

毎月家計をプラスにしていたら、着実にお金は貯まる。今までのお金の習慣を振り返り、やり方を変えれば、収入に関係なくお金は貯めることができる。お金を貯められる人、貯められない人の共通点を知り、貯められる人に共通する思考や習慣を実践してみてはどうだろう。今からでもお金を貯められる人に変われるはずだ。

(T・N/新刊JP編集部)

【関連記事】

手元にお金が残る人は「切り詰めない」お金に困らない人の家計術
老後の資金を蓄えられるかを左右するキーワード「2割」が持つ意味