「仕事が義務にならないように」清水ミチコの言葉にももクロ感動!
「一夜限りのゲストとの深夜食」をテーマに、ゲストとの極上トークをメインディッシュに見立て、メニューを選びながら会話を楽しむ番組『ももクロちゃんと!』。
前回に引き続き、大先輩・清水ミチコから楽しく仕事をする術を学ぶ。前回はデヴィ夫人のものまねを伝授されたももクロ。
今回、新たに挑戦するのは桃井かおり。「タ・チ・ツ・テ・ト」を「タ・ティ・トゥ・テ・ト」と発音することがコツだという清水のレクチャーに従って、4人全員で挑む。ユニゾンにも成功し、「桃井ろクローバーZ」が完成した。
続いてのメニューは「シミチコの気まぐれYouTube」。2020年に自身のYouTubeチャンネルを開設し、ものまねなどのオリジナル動画を投稿しはじめた清水。
もともとはコロナ禍で仕事が半分以下になったことをきっかけに、YouTubeで小池百合子都知事のものまね動画を投稿。そこから人気に火がつき、さまざまなの動画を次々に配信している。なんと動画の編集は、地元の飛騨高山でジャズ喫茶を経営する弟さんが手がけているのだという。
オリジナリティあふれる動画が認められ、2021年には文化活動で才能を発揮した人が贈られる「伊丹十三賞」を受賞。そのきっかけになったのは、「もろもろクレーマーZ」という、ももクロをパロディした動画。
「おばさんたちがやってたほうがおもしろい」という清水のアイデアで、光浦靖子やニッチェ江上敬子などを巻き込んで生まれた動画なのだという。そのほかにも「タオル族の長老」など、清水のYouTubeにはアイデア勝負のおもしろいネタが満載で、ももクロも興味津々の様子。
続いては、「極秘裏メニュー!清水ミチコの仕事の流儀」。芸歴38年目の大ベテランの清水が、仕事を受けるときに大切にしていることを聞く。ひとつ目は「自分にとっておもしろいかどうか」。お金よりも、自分の中で楽しめる仕事を優先したいと語る。
ふたつ目は「仕事が義務にならないようにする」。先述の「もろもろクレーマーZ」の面々と沖縄旅行で釣りをした際、「これ以上やると義務になるんだよ」という漁師の言葉に感銘を受けたのだという。
3つ目は「人気にのまれない」。「人気がすべてだと思うと、寂しい人生になってしまう」「人気があってもなくても、自分は自分だ」と思うことが大事、とユーミンこと松任谷由実の言葉を引用して語る清水。
大ベテランの言葉は、ももクロの4人にも刺さったようだ。再び共演する舞台を楽しみに待ちたい。